老人ホーム訪問記

アクティビティ専属スタッフが日々の楽しみを演出

パナソニック エイジフリーが大阪府寝屋川市で運営する介護付き有料老人ホーム「エイジフリー・ライフ香里園(旧:サンセール香里園)」の最大のセールスポイントはアクティビティの充実。企画から準備、当日の運営まで一貫して担当する専属スタッフがおり質の高いアクティビティが提供できるだけでなく、介護スタッフが入居者対応に専念できるために介護サービスの質も向上するという好循環を生み出しています。

 今年4月、新たなアクティビィ専属スタッフが就任しました。自ら楽器の演奏をするなどエンターテイナーとしての才能があり、コミュニケーション能力にも優れていることから、産休明けで復職するタイミングで就任をオファーしたところ、本人も快諾したそうです。彼女が就任してから、寝たきりで部屋の外に出る機会が少ない利用者に居室内でプラネタリウムを楽しんでもらうなど、新たなアクティビティも誕生しています。

 数あるアクティビティの中でも、最も人気なのが「ヘルパーと1対1の外出」。これは同社運営ホームの中でもエイジフリー・ライフ香里園だけで行われているもので「月に1回・3時間以内・5キロ圏内」であれば、入居者の希望する場所に、付き添い・送迎費用無料で連れていくサービス(外出先での買い物代金などは実費負担)です。

 このサービスは各人のケアプランに組み込まれており、「次はどこに出かけようか」とスタッフと一緒に楽しそうに計画する姿がホーム内の各所で見られます。また、その外出予定がリハビリテーションを頑張るモチベーションの原動力にもなっているそうです。

 「今年に入り、コロナ禍で縮小していたアクティビティも、感染対策をしながら徐々に再開しています。中でも『1対1の外出』はご入居者様からの『実施して欲しい』という要望も多いため、第7波が落ち着いたら、外食までは無理としても、まずは近隣の買物など、できるところから再開して行きたいと考えています」(郡施設長代理)

 また、今後予定をしているのが、ロビーなど共用スペースの内装リニューアル。「エイジフリー・ライフ香里園(旧:サンセール香里園)」自体は2001年の開設ですが、それ以前にはパナソニックの社員寮として用いられていた建物のため、どうしても古さを感じてしまう部分が出てきてしまっていました。具体的に、どの部分をどの程度までリニューアルするかは未定ですが、入居費用に見合ったグレード感を感じさせるものにしていく予定です。
 
 1.5対1の人員配置、看護師24時間常駐、20年以上のキャリアによる経験・ノウハウの蓄積など、介護・医療サービスの手厚さは以前から折り紙付き。「どのような人でも受け入れが可能」を掲げており、年間10名程度をホーム内で看取っています。またリハビリテーションは理学療法士・作業療法士が1名ずつ在籍しており、集団・個別のリハビリを提供します。それでもコロナ禍は運動機会の減少が見られたことから、「自主トレーニング」と称してホーム内を歩くスタンプラリーなども企画しました。

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