老人ホーム訪問記

アクティビティは専門業者に委託 プロの技や芸を堪能「チャームプレミア御影」

近畿圏及び首都圏で多数の有料老人ホームを運営する株式会社チャーム・ケア・コーポレーションの上位シリーズが「チャームプレミア」です。

「プレミア」は現在9ホームありますが、その中で唯一関西にあるのが、介護付有料老人ホーム「チャームプレミア御影」です。
居室数は62。2019年3月の開設です。

「プレミア」が同社の他のホームと異なる点としては、まず、入居者の介護以外の日常対応を担当するコンシェルジュの存在があります。

コンシェルジュについて同社日野謙二営業部長は「『プレミア』に入居するのは事業で成功したなど、何かしら他人に語りたい人生経験を持っている方がほとんどです。
そうした方たちの話を聞いて、しっかり対話できる人材、例えば航空会社のキャビンアテンダントや高級ホテル勤務経験者などを採用しています」と語ります。

またコンシェルジュは、入居者対応だけでなく、スタッフの接遇マナーや身だしなみ、ホーム内の美化などに対する指導も行います。

また、厨房はオープンキッチンとなっており、高級ステーキ店の様に目の前に鉄板を設置したカウンターを設けています。
原則として月に2回、フレンチのコースなどの特別メニューが提供され、「御影」では高級肉の代名詞神戸牛も味わうことができます。

体操・カルチャー・芸能分野はプロが実施

アクティビティについては、専門の会社に委託し、体操・カルチャー・芸能などの分野のプロ・セミプロに来てもらっています。

「入居前は『パリで本場のオペラを見てきた』などというような生活をしていた方々ですから、レベルが高い物でないと納得してくれません。
誰を呼ぶか、いつ呼ぶか、などの企画・調整も全て委託先の会社が行ってくれますので、スタッフは当日に事故が無いようにご入居者様を見守るぐらいです」。

アクティビティの企画や運営に関する業務がなくなったことで、スタッフはケアに専念できる環境が整い、ケアの質も上がるというメリットが生まれています。

ご自身にあったライフスタイルを

入居者の平均要介護度は2。

比較的元気な人が多く、タクシーで三宮まで買い物にいったり、日中は自宅で過ごし「夜1人で家にいるのは不安だから」と夜だけホームで過ごしたり、と自分にあったライフスタイルを楽しんでいます。

「居室は20平米前後が基本と、当社のほかのホームに比べても特に広くはありません。
周囲には他社が運営する同程度の価格の高齢者住宅が多いですが、それらに比べると、居室や共用部の広さ・豪華さよりも、アクティビティなどのソフト・サービスの部分でご入居者様の満足度を高めよう、という考え方のホームです」

また、リハビリは外部の専門機関に必要な時間に来ていただき、看護師は日中のみ常駐です。
これは「常駐させるとリハビリや看護を必要としない入居者にも費用負担をかけることになる」という判断によるものです。

掲載PR一覧

  • 老人ホーム入居相談窓口