老人ホーム訪問記

アクティビティ専門スタッフの配置で、質の高いアクティビティ提供「サンセール香里園」

建物に入ると、まず正面に飛び込んでくる大きな滝に驚かされます。
「『この滝が気に行って、当ホームに入居を決めた』という方が何人もいらっしゃいます」と西川英高施設長が語る自慢の設備のひとつです。

2014年にオープンした「サンセール香里園」は、パナソニックの社員寮だった建物をコンバージョンした定員105人の大型介護付有料老人ホームです。
共用部を広くとっていた建物だったということもあり、入り口の滝を含めた共用スペースの充実ぶりが他の高齢者住宅との差別化ポイントのひとつとなっています。

「建物内共用スペースの充実という点で、例えば、歯科治療を行うための専用個室。
一般的には理美容室と歯科治療室を兼ねて使用されるホームがありますが、当ホームにおいては、それぞれ専用個室を設けるなど、共用スペースを充実させことで、ご入居者が快適に生活できるよう設計されています。」

採光性に優れたホーム

また、屋外の共用スペースにおいては、1階には屋外果樹園、4階には農園があり、それぞれ柿やキウイ、大根やサツマイモなどを栽培しています。

4階の農園ではボランティアのサポートを受けながら利用者も畑仕事に精をだすそうです。
収穫した果物や野菜はホームの食卓に並ぶこともありますが、果樹園の果物は入居者が自由に収穫して自室に持ち帰ってもいいそうです。

それに加え、建物の屋上全体が「癒しの庭」として、入居者の憩いの場となっています。
「色と香りを楽しむゾーン」にはハーブ類が「味と手触りを楽しむゾーン」にはブルーペリーなどのフルーツ類が植えられており、五感全体で自然の豊かさを感じることができます。

「ホーム名に「サンセール」という名称がついているように、採光性に優れた設計になっており、太陽の光がふんだんに差し込みますので、認知症の方でも1日の生活リズムが整いやすくなります。
また草木の変化で季節の移ろいを自然に感じることができます。
建物内にいても色々と刺激を受けることが多い環境を提供できているのではないかと思います」

さまざまなアクティビティを実施

また、ホームの特徴の一つにあげられるのがアクティビティの充実です。

介助の現場などには入らずに、イベントの企画・実行などを専門で担当するスタッフを1人置いています。 
介護スタッフの中から適性や本人の希望を踏まえた上で選出するそうで、現在は入社2年目の女性スタッフが担当しています。
彼女が担当になってから、「ケーキバイキング」「天ぷらバイキング」「ホーム内運動会」「外部講師を招いての陶芸教室」「少人数のグループに別れての散歩(散歩隊)」などが新たなイベントとして企画・実行されました。

これにより、介護スタッフは日々のアクティビティのメニューを考えたり、準備をしたりする業務から解放され、入居者のケアに専念できます。

これにより、利用者に寄り添う時間が増えてケアの質もあがり、十分な時間をかけて企画されるためアクティビティの質もあがる、という好循環を生み出しています。

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