近隣ホームで良い意味での競争を 「チャーム東淀川豊里、チャーム東淀川瑞光」
今回、大阪市東淀川区で2つ星に選定された介護付有料老人ホームチャーム東淀川豊里と1つ星に選定された介護付有料老人ホームチャーム東淀川瑞光は、どちらも大阪市東淀川区に位置し、ホーム間距離が徒歩25分程度の近隣に立地しています。
入居者の方々も周辺住民がほとんどで、定員も53室と46室。
「豊里が満室なら瑞光、瑞光が満室なら豊里をご案内します。
そういう意味で、サービス的に良く似たホームですが、ライバル関係にもあるのでお互いに切磋琢磨した運営を行っています。」と同社営業部長の日野謙二氏は語ります。
入居者参加型のイベントを多数実施
両ホームの特長はアクティビティの充実。
株式会社チャーム・ケア・コーポレーションではアクティビティの充実を各ホームに徹底していますが、突き抜けたアクティビティを実施しているのが両ホームだそうです。
例えば、豊里では屋上での花火大会。
入居者の皆様に屋上に集まってもらい、職員がドラゴン花火や打ち上げ花火による花火大会を実施。
入居者の皆様もとても喜ばれたそうです。
その他にも、流しソーメン、近隣の花屋さんから頂いた生花を入居者がアレンジメントし、各フロアに配置するイベント等、入居者参加型イベントが多いのが特長。
瑞光では、ドッグセラピー、たこやき、豆腐ドーナツ、ハンバーガー&サンドイッチ作り等食事系のアクティビティを中心に、こちらも入居者参加型の創作系のイベントを行っています。
「ご入居者様の1日の中で介護サービスを提供するのは、2割程度の時間。
その他の時間をいかに有意義に充実して使っていただくかが課題。
当社ではアクティビティに力を入れ、皆様が前向きに参加し、意欲を高めてもらうイベントを行うよう、各ホームにはお願いしています。
ホーム間でアクティビティの情報交換もし、良い事例があれば、他所でも積極的に取り入れています。」と日野氏。
アクティビティはより多くの入居者に参加してもらうのが課題。
会社全体で情報共有し、かつ競争を行っているというのはとても良い事例だと思います。
両ホーム長は当該ホームの現場経験者!
両ホームともホーム長は現場で介護職として従事していた方の抜擢。
「経験のある方を外部から採用しホーム長として配置するよりも、現場経験者、特に、当該ホームに従事してきた経験者がホーム長になると、各職員の動きも良くなり良いサービスが提供できます。」と日野氏。
介護現場は、内部でも介護職、看護職、生活相談員、ケアマネジャー、事務職、外部から医師、歯科医師、薬剤師、柔道整復師等、多種多様な職種がそれぞれの役割を果たしています。
介護現場のホーム長は、各職種の役割を理解しマネージメントしていかないといけない重要な職務。
その職種に現場経験者を配置しているのは強みですね。
重度の方・医療依存度の高い方の受入れが可能
両ホームとも看護職、介護職が良く連携しそれぞれの職域を互いにカバーしあう良好な関係を築いており、非常に重度の方、医療依存度の高い方の受入れも可能。
「そういう意味では案内し易い施設です。」と日野氏。
今後も両ホーム、切磋琢磨しながら良好なサービス提供を継続して頂けたら嬉しいですね。