☆☆☆42 福祉用具をノーメンテナンスで使い続けると起こりがちなこと
こんにちは!
「福祉用具屋さんのブログ」を書いている「福祉用具屋さん」と申します。
今回は
「福祉用具をノーメンテナンスで使い続けると起こりがちなこと」
というテーマでお話していきます!
■福祉用具をノーメンテナンスで使い続けると起こりがちなこと
体の不自由な方の生活を助ける福祉用具、そんな便利な福祉用具ですが、長期間使っていると、徐々に劣化したりして、そのまま使い続けると重大事故に繋がってしまうリスクも…。
福祉用具は導入したらあとはメンテナンスフリーではありません。安全に使い続けてもらう上で、定期的なメンテナンスが重要です。
今回は導入後にノーメンテナンスで放置してしまうと起こりがちなことを3つ挙げてみました。
一つ間違うと事故にもつながる可能性があったりしますので、あるあるですが気をつけるべき、ということでご認識いただけるとありがたいです!
・介護ベッドのコンセント周りにホコリが溜まっている・・・
介護ベッドを利用中のお宅にお邪魔すると、時々、コンセントのプラグにホコリが溜まってしまっているケースを見かけたりします。このプラグに付着したホコリは実はとても危険だったりするのです!
というのも、プラグに溜まったホコリを放置していると、ホコリに含まれた水分から通電し発火してしまう危険があるのです。
実際の事例でも火災の原因になってしまったケースがあり、実はとっても危険!定期的にコンセントを抜いて、乾いた布などでホコリを拭き取って安全にベッドを使用しましょう。
・車いすのタイヤの空気が徐々に抜けてしまう
車いすのタイヤは、基本的に自転車のタイヤと同じように空気で膨らませる仕組みになっており、当然時期が経つと空気は徐々に抜けてきてしまいます。
空気が抜けてくるとどうなるかというと、タイヤの地面への接地面が増えてしまい、ハンドリムでの手漕ぎ操作も重くなり、通常より力をかけないと漕ぐことができません。
さらに、タイヤの摩耗も減りがさらに早くなり、ガラス片や釘などを拾いやすくパンクもしやすくなってしまいます。車いすのタイヤの空気補充については、ほとんどの機種が自転車用の空気入れで可能なので、ぜひマメに行うようにしましょう。
・杖の先ゴムが摩耗してしまう
車いすのタイヤは、基本的に自転車のタイヤと同じように空気で膨らませる仕組みになっており、当然時期が経つと空気は徐々に抜けてきてしまいます。
空気が抜けてくるとどうなるかというと、タイヤの地面への接地面が増えてしまい、ハンドリムでの手漕ぎ操作も重くなり、通常より力をかけないと漕ぐことができません。
さらに、タイヤの摩耗も減りがさらに早くなり、ガラス片や釘などを拾いやすくパンクもしやすくなってしまいます。車いすのタイヤの空気補充については、ほとんどの機種が自転車用の空気入れで可能なので、ぜひマメに行うようにしましょう。
・・・ということで、福祉用具を安全に使い続ける上で実は気をつけるべきことを3つお話してみました。
ノーメンテナンスでの長期間の使用により、危険につながったりしてしまいます!マメなメンテナンスを行って、安全に快適に福祉用具を使用していただけるとありがたいです。
不明点やわからないことなどあれば、福祉用具専門相談員にお気軽にご相談ください。きっといいアドバイスをしてもらえると思います!!
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも、福祉用具にまつわるコラムを定期的に投稿していきますので、どうぞよろしくお願い致します!!
ではでは
私のブログです(もしよかったら見てみて下さい!)