「もう始まってます、TAISコード運用」― 落ち着いて必須化までに準備を整えましょう ―
こんにちは!
「福祉用具屋さんのブログ」を書いている「福祉用具屋さん」と申します。
今回は、「もう始まってます、TAISコード運用」― 落ち着いて必須化までに準備を整えましょう ―というテーマで書いてみたいと思います。
運用開始から1か月、現場の温度感
アマネさんが原則記載する新様式が走り出しました。
厚労省は3月6日付Q&Aで「CSV連携を行わない場合は当面空欄でも差し支えない」と示しましたが、それでも現場にはざわつきが残っています。
実際に4月から動き始めてみると「空欄のままでも返戻されなかった」という声と、「やっぱり全部書かないと不安」という声が混在し、落ち着き切れていないのが正直なところです。
運用前はケアマネさんから“連日電話”が・・・
スタート直前の3月下旬、私の営業所にはケアマネさんから連日電話が・・・。
「商品名は正式名称でいいんですか?」
「型番まで書けって書いてあるけど、そんな欄ないんだけど!」
「全部の福祉用具でTAISコード必須って本当ですか?」
こちらが伝えたのはただ一つ。
「厚労省が“当面空欄でOK”と出しています。まずは慌てず、必要最小限から始めましょう」。
それでも「いや、空欄にしたら返戻されるかも」と焦りまくるケアマネさんも少なくなく、私は「こんな時こそ落ち着こう」と自分に言い聞かせながら電話対応に追われました。
結果的に、4月に入って特に混乱もなく国保連請求は行われ、騒ぎは“嵐の前の嵐”で終わったのです。
‟空欄OK”の真意と、今やるべきこと
厚労省の狙いは「まずは様式を整え、データ連携に向けた基盤を作ること」。
必須化は段階的に進むはずなので、焦らず土台を固める方が賢明です。
そこで私たち福祉用具事業所が今、落ち着いて取り組むべきは三つ。
①コードリストを整備する
自社レンタル品のTAIS/届出コードをExcelで一覧化し、ケアマネへ共有。
②帳票にコードを印字する
点数報告・実績などの書式に番号を出力し、「どの番号ですか?」の問い合わせを減らす。
③検索方法をケアマネと共有する
テクノエイド協会サイトの検索手順をまとめてケアマネと共有し、即対応できる仕組みを作る。
これだけで、ケアマネの入力負荷は大幅に下がり、「全部書かなきゃ!」という焦りもぐっと減ります。
冷静さが“安心”をつくる
今回の騒動で痛感したのは、制度変更よりも「焦りが現場を混乱させる」ということ。
TAISコードはただの番号ですが、正しく運用されればリコール時の迅速対応やビッグデータ分析など、利用者の安全にも直結します。
だからこそ、始まったばかりの今こそ冷静に土台を作りましょう。
慌てず、騒がず、やるべきことを淡々と──それが結局、利用者さんとケアマネさんの“安心”につながると信じています。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも、「介護の三ツ星コンシェルジュ」にて、福祉用具にまつわるコラムを定期的に投稿していきますので、どうぞよろしくお願い致します!!
ではでは


