☆☆☆21 福祉用具は納品したら終わりではない!アフターフォローの重要性について
こんにちは!
「福祉用具屋さんのブログ」を書いている「福祉用具屋さん」と申します
今回は
「福祉用具は納品したら終わりではない!アフターフォローの重要性について」
というテーマでお話していきます!
■福祉用具レンタルでおろそかにされがちなアフターフォロー
介護保険の対象サービスのひとつである福祉用具レンタルは、ご利用者に必要な商品を必要なタイミングで使ってもらうことができる!ということで、非常に優れたサービスだと思っています。しかし、事業所によってですが、福祉用具の導入までは手厚く丁寧に対応するが、その後のアフターフォローが全くできていない事業所もあったりします。
福祉用具レンタルのサービスは「導入」から「引取り」までつづくわけですから、導入さえしてしまえばあとは知らんぷりではだめですよね!
ということでこの記事では、福祉用具レンタルで必要なアフターフォローについて書いてみました。
もし現在、福祉用具レンタルを導入しているご家庭の方が見えましたら、対応している福祉用具事業者さんがどこまでアフターフォローをおこなえているか、実際のサービスと比べてみるといいと思います!
■福祉用具レンタルのアフターフォロー①必要に応じた機種変更
福祉用具を使うお年寄りは、ずっと同じ体調・同じ身体状況ではありません。
日によって状態が変わったり、突然の疾病やけがなどで体調が急変することも・・・。
そんな際に、すぐに相談に乗ってくれて、最適な福祉用具への機種変更や商品追加を行ってくれる事業所は信頼されます。導入したら終わりではなく、導入後も、困った際には素早く対応し、問題を解決してくれる事業所を選びましょう。
逆に状態が回復傾向にあれば、これまで使っていた福祉用具が不要になることもありますので、不要なものを適宜引取りしてくれる事業所がいいですね。
引取りすると売り上げが減るからということで、引取りについては消極的な事業所も中にはあったりします。ケアマネさんもそのあたりはしっかり目を光らせておいて下さい!
■福祉用具レンタルのアフターフォロー②定期的な訪問点検・モニタリング
特に体調に変化がなく、レンタルしている福祉用具も今のままでいい、というケースの場合、
じゃあアフターフォローは不要かというとそうではありません。
福祉用具は「道具」であり、使っていくうちに劣化してきます。劣化した商品は導入当初の性能を発揮できず、最悪破損が発生し、気づかず使用を続けて重大事故に発展してしまうケースも・・・。
ということで、ご利用者自身の状態も変わらず、福祉用具も変更の必要がないと思われる場合でも、定期的に商品のメンテナンスや、適合状況の確認を行ってくれる事業所を選びましょう。
■結論:定期的にモニタリング・メンテナンスを行ってくれる事業所を選びましょう!
介護保険制度のルールでは、貸与後のモニタリングやメンテナンスの頻度について定めた規定はなく、
個々の事例に応じて現場の判断によって実施されているというのが現状です。
とはいえ、定期的な訪問によるモニタリング・メンテナンスは決しておろそかにしてはいけません。たとえ介護保険制度上で規定がないとしても、じゃあやらなくていいではなく、定期的にモニタリング・メンテナンスを行ってくれる事業所を選びましょう。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも福祉用具にまつわるコラムを定期的に投稿していきますので、どうぞよろしくお願い致します!!
ではでは
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