瀟洒な住宅が立ち並ぶ憧れの住宅地に立つホーム「トラストガーデン宝塚」
兵庫県宝塚市の雲雀ヶ丘花屋敷と言えば、瀟洒な住宅が立ち並ぶ閑静な雰囲気で、関西の人たちにとっても憧れの住宅地です。
「トラストガーデン宝塚」は、その花屋敷の高台に建つ高級介護付有料老人ホーム。
居室の窓からは遠くあべのハルカスまで見渡せるという素晴らしいロケーションが自慢です。
開設は1993年。
居室数は89、定員は112。
現在入居している人の半数は自立で、自分で車を運転して外出するなど自由な生活を楽しんでいます。
もちろん、要介護でも入居は可能。
パンフレットなどでは要介護2までと謳っていますが本人の状況を面談などで確認して、柔軟に対応しています。
「セカンドハウスプラン」など柔軟な住まい方が可能
ホームの特徴としては、まず料金プランの柔軟性があげられます。
入居一時金の額は一歳刻みで設定されています。
例えば入居時76歳では入居一時金は4000万円弱~6000万円弱ですが、90歳では2000万円強~3000万円強と半額程度になります。
このため自立の人が入居可能なホームとしては珍しく、近年では90歳代で入居する人も増えているそうです。
また、入居一時金は通常と同額ながら月額費用をぐっと低額にした「セカンドハウスプラン」もあります。
もともとは「実際の入居はもう少し先にしたい」と考える人が、今のうちに希望する部屋を抑えておくためのプランでしたが、今では「平日は自宅から仕事に行っているが、家事代行サービスが休みになる週末だけホームで生活する」という文字通りのセカンドハウスとして活用する人もいますし、かつては軽井沢の別荘とホームを行ったり来たりの生活をしていた人もいたそうです。
大手スポーツクラブと介護予防体操を共同開発
アクティビティの部分では、スポーツクラブ大手のセントラルスポーツとオリジナル介護予防体操を共同開発しています。
週に2回、同社のインストラクターがホームを訪れてグループごとに体操を行っており、自立の入居者は週4,400円、要介護・要支援の入居者は無料で参加できます。
またこれ以外に、同社インストラクターによる週に1回無料の健康体操を実施しています。
これらは新型コロナウイルスの感染拡大により休止していましたが、昨年秋より感染予防対策を徹底した上で再開しています。
「親しみやすさ」もバランスよく採り入れて
会員制リゾートホテル「エクシブ」を手掛けるリゾートトラストのグループ会社である運営会社のトラストガーデンは、スタッフの接遇も高い評価を受けています。
同グループにはメディカル事業もあり、メディカルとホテルレストランのネットワーク、ノウハウを生かしたシニアライフの提供をしています。
会員制リゾートホテルで培ったホスピタリティ、接遇・マナーを介護スタッフの教育研修にも活用しています。
「ただし、ホームはホテルではなく生活の場ですので、ホテルの手法をそっくり用いるのではなく、親しみやすさなどを感じさせる言葉遣いや立ち居振る舞いをバランスよく採り入れるようにしています」