介護保険制度について

介護分野における生産性向上ガイドライン 居宅サービス編

厚生労働省が、介護の現場で実践すべき取り組みやノウハウを詰め込んだガイドラインを作成しました。

介護の生産性向上は、画一化、機械化、効率の重視ではないことは皆様がご存知のとおりだと思われます。

その目的は、サービスの質を上げ、1人でも多くの利用者に質の高いケアを届けることです。
介護というのは、本当に大変な仕事です。

私もこれまで、エネルギー、介護、医療、不動産、レジャー等様々な仕事に取り組んできましたが、一期一会ではなく、利用者の生活に長く関わる介護事業は、最も生産性向上が必要な仕事だと感じていました。

業務の過度な負担を減らし、働きやすくて楽しい職場を作り上げることにより、人材の確保・定着につなげていく観点からも生産性向上は欠かせません。
 
ガイドラインではどれも、こうした生産性向上の意義・目的が最初に記載されています。
 
厚労省の老健局によると、どんな事業所でも、生産性向上に取り組めるよう、分かりやすい“道案内のツール”として作ったようです。
取り組みの流れ、進め方をステップ形式で説明しています。
例えば居宅サービス向けでは、「改善活動の準備をしよう」「現場の課題を見える化しよう」「実行計画を立てよう」といった具合で、それぞれの手順が詳しくまとめられてます。
 
また、現場での実践例を掲載し、課題解決の具体的な方法も紹介しています。
・どうすれば業務の明確化と役割分担ができるか? 
・記録・報告の様式を用意する際に工夫すべきことは何か? 
といったノウハウが事例・画像とともに掲載されています。

居宅サービス編、施設サービス編に分けて作成されています。
 
「気付きシート」「業務時間調査票」「テーマ別計画書」といったツール集も盛り込まれています。
厚労省の思いは、実際に取り組むうえですぐに役立ててもらえたら、、、、というものです。

まずは、「居宅サービス編」から・・・・・目次紹介

中味は60ページにも及ぶものとなっています。
忙しい合間を縫って、熟読するのにはちょっと多すぎるかもしれませんね。

忙しい現場の管理者、介護事業者の経営者のために「目次」を掲載しておきます。
まず、興味を持たれた項目について読んで頂き、興味を持たれたら、全体を読んでみられたら如何でしょうか。
 

【介護分野における生産性向上ガイドライン(居宅サービス編)目次】

ガイドラインのpdfデータはこちらからダウンロード出来ます

介護サービス事業における生産性向上に資するガイドライン.pdf ( 22 MB )

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