老人ホーム訪問記

その人が、その人らしい生活の実現を目指す「シニアスタイル武庫之荘」

阪急武庫之荘駅から南に徒歩13分。
静かな住宅地の中にサービス付高齢者向け住宅シニアスタイル武庫之荘が立地しています。

2017.4オープンと開設後4年弱しか経っていませんが、60室の居室は常に満室の人気店。
人気の秘密について、同社代表取締役の廣瀬秀毅氏が語ります。

「シニアスタイルの運営するホームは、特にリハビリと看取りにこだわっています。
理学療法士、作業療法士が常駐。定期的に訪問する言語聴覚士を加えたリハビリの専門家が、週3回、1回30分の個別リハビリを実施。
”楽しんで頂くリハビリ”をモットーに、ADLの維持、転倒予防や拘縮予防など、長く元気にお暮らしいただけることを目指しサービス提供しています。
また、在宅医療の経験の多い医師との連携と、朝8時~20時までの看護職員常駐体制により、経管栄養対応など、在宅医療対応も充実し、日々の健康管理や医療連携はもちろん、「終の棲み処」としての安心をご提供しています。」とのこと。

同ホームでは認知症フロアも用意。
認知症の方にも安心して生活していただける空間作りを行っています。

それらの取り組みにより、入居者の平均介護度は3.1。
他のホームに見られないほど重度の方も受け入れられています。
車椅子の入居者も楽しそうに笑顔で暮らされているのが印象的でした。

入居者・職員共に楽しめる環境を

同施設で評価されているのは、前述の「リハビリ力」、「看取り力」に加え、「職員の接遇態度の良さ」、「職員の定着力」、「介護福祉士取得者率の高さ」、「アクティビティの充実」、「居心地の良さ」。

これに対し同氏は、「特に接遇教育について力をいれているわけではない。
入居者が楽しく暮らしていただければ良いので、職員はいつも楽しく業務に取り組めるように職場環境を整えています。」とのこと。

「職員の資格取得支援等福利厚生制度は充実させていますし、40歳以上の社員は全て人間ドックを受けさせ健康管理を徹底しています。
また高齢者雇用にも力を入れ、60代以上の正社員が10%程度います。
ベテラン職員の活躍が評価され、「高齢者雇用開発コンテスト特別賞」も受賞しました。
これまであまり職員の不足感を感じたことはありません。」と同氏。

職員の定着力の高さはこういうところから来ているのだと理解しました。
入居者が楽しく生活され、職員が楽しく業務に取り組む。
自然、居心地が良くなるというわけですね。

「介護は満足・リハビリは希望・医療は安心」をモットーに!

「アクティビティに関しては、それほど特別なことをやっているわけではない。
リハビリが評価されたのかなあ?」と同氏、笑顔あふれるホームで、入居者、職員が生き生きしていることから、アクティビティ活動が充実していると評価されたのだと思います。

「介護は満足・リハビリは希望・医療は安心」をモットーに笑顔あふれる空間をお届けする㈱シニアスタイル。
今後も同社の動きに注目していきたいと感じました。

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