高齢者の病気・疾患

生活習慣病について

 
本日は生活習慣病についてのお話をします。
 

まず、生活習慣病とは・・・
不適切な食生活、喫煙、飲酒、運動不足、ストレスなどの
生活習慣の積み重ねによって発症する病気です。

 
日本人の3分の2近くが、生活習慣病が原因で亡くなっています。



代表的な生活習慣病としては、
・持続的に血圧が上昇している状態の「高血圧症」
・血液が心臓まで届かなくなる「心臓病」
・脳の血管が壊れ細胞が死んでしまう「脳血管疾患」
・血糖値が高くなってしまう「糖尿病」
 
などがあげられます。
 

生活習慣病の予防

生活習慣病にならないために
栄養、運動、休養、喫煙、飲酒についての正しい生活を
習慣づけていく必要があります。
 
そこで日本生活習慣病予防協会が推奨するのが
「一無、二少、三多」です。

まず、「一無」とは、禁煙の勧めです。
 
タバコの成分であるニコチン、タール、一酸化炭素は
身体に悪影響をもたらします。
 
また、タバコの煙は
自分だけでなく、周りにいる人にも害を与えます。

次に「二少」とは、少食・少酒の勧めです。
 
暴飲暴食を控えることは
健康な身体を維持していく上でとても重要です。
 
「食事療法」という治療法があることからも
糖尿病、高血圧の予防、治療の基本は食生活にあります。
 
また、様々な生活習慣病がアルコールと密接に関わっており
暴飲をすると多くの疾病が誘発される危険性があります。
 
アルコールをたくさん飲める人でも
1日に20g程度の飲酒量が望ましいとされています。

最後に「三多」とは、多動・多休・多接の勧めです。
 
体をたくさん動かし、しっかりと休養をとり、
多くの人や物事に接することがいいとされています。

結びに代えて

自分の生活を振り返り、一度見直すことで
生活習慣病を予防していきましょう。

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