「グリップを離すと駐車ブレーキがかかる!新しい安全設計の歩行器」
こんにちは!
「福祉用具屋さんのブログ」を書いている「福祉用具屋さん」と申します。
今回のコラムでは、「グリップを離すと駐車ブレーキがかかる!新しい安全設計の歩行器」というテーマで書いてみたいと思います。
よくある歩行器のブレーキかけ忘れ
歩行器を使う際、よくあるヒヤリ・ハットの一つが「ブレーキのかけ忘れ」です。
例えば、いすやベッドから歩行器に移ろうとした時、ブレーキがかかっていないために歩行器がスッと動き、利用者さんがグリップをつかみ損ねて転倒した・・・とか。
他にも、歩行器に座ろうとした時、ブレーキをかけずに座ろうとして、そのまま歩行器が後ろにずれてしりもち・・・とか。
ブレーキのかけ忘れによって、こうした事故が起こってしまうリスクがあるのです。
「握ると動き、離すと止まる」安全設計歩行器
最近は、こうしたリスクを減らすために、「グリップから手を離すとブレーキがかかり、握るとブレーキが解除される」という仕組みをもつ歩行器が出ています。
例えば、株式会社幸和製作所の「ジスタ」
【出典:株式会社幸和製作所ホームページ ジスタ】
(最終アクセス日:2026年1月20日 画像掲載許可済み)
https://kowa-seisakusho.co.jp/tacaof/products/category/product/?id=613
利用者がしっかり両手でグリップを握っている間だけ歩行器が動き、手を離した瞬間に自動でブレーキがかかる!
「操作を忘れがち」「細かい操作の理解が薄い」「移動、座る、を頻繁に繰り返す」ような利用者にとって、とても有効な安全機構がついているのです。
ブレーキ忘れによる転倒は意外と多い
施設でも、在宅でも、ブレーキのかけ忘れからの転倒事故は多く起きています。
特に、認知症の方、判断力や注意力が落ちている方では、その危険は高くなります。
人に「忘れないで」「気をつけて」と頼るのでは、どうしても限界があります。
それより、「手を離したら止まる」という設計そのものが事故を防ぐ装置になる・・・。
仕組みによって、現場の負担を減らし、安全性を高められるという、「道具」でしかできない安心が生み出されるのです!
安全は「気づき」ではなく「設計」で守る!
歩行器は、移動や歩行補助だけでなく、安心して生活する上での心の支えになります。
安心した生活を実現してもらううえで、この歩行器は、「操作を忘れたら危ない」という前提ではなく、「忘れても安全」を前提にした、新しい安心を与えられる機種です。
歩行器を検討する時、ぜひ「ジスタ」のような安全設計の機種も選択肢に入れてみてください。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました!
これからも、「介護の三ツ星コンシェルジュ」にて、福祉用具にまつわるコラムを定期的に投稿していきますので、どうぞよろしくお願い致します!!
ではでは



