老人ホーム選びの知識

あなたは在宅派?施設派?介護サービスも選べる時代に

いつも「介護の三ツ星コンシェルジュ」をご覧いただきありかとうございます。
当サイトは、関西における優良な老人ホームのご紹介、特養・老健等公的介護施設の空室情報、介護離職を防止するための親の介護の準備等、「介護」をキーワードとしたポータルサイトです。
有料老人ホーム(サービス付高齢者向け住宅含む)も千差万別。当社が調査対象としている関西でも2千箇所以上になります。
また、「経済的に民間の有料老人ホームは、、、、、」という方にも、公共の特別養護老人ホームの空室状況が一目でわかるデータもご用意しています。

介護施設は本当に足りない?

そもそも皆様は「介護施設」と呼ばれるものに何があるかご存じでしょうか?そして、その充足状況をご存じでしょうか?
少し古いデータになますが、厚生労働省のデータによると、2020年時点で全国の要介護認定者のうち、要介護2以上の高齢者数は全国で約350万人、要支援を含む要介護認定者数で約670万人、それに対し介護施設は民間の有料老人ホーム(認知症対応型グループホーム、サービス付高齢者向け住宅を含む)が約100万床、公共の介護施設(特養・老健・介護医療院)が約230万床で計330万床整備されています。

公共の介護施設は用途によって利用の仕方が分かれますが、単純に言うと、要介護認定者二人に一人は介護施設に入居出来る時代になっています。
要介護2以上の方に限れば、統計的に言うと、ほぼ全員が介護施設に入居出来るまで施設整備は進んでいます。
では何故、世間的に「介護施設が足りない!!」と叫ばれているのかというと、これは介護施設を「特養」だけに限った見方をしているからです。
確かに「特養」(介護老人福祉施設)は約64万床。特養に入居可能な要介護3以上の高齢者は約250万人なので、まだまだ足りないということなのです。

「在宅派」にも朗報。介護保険計画で進む地域包括ケア構想

ただ、今後の高齢者数の増加(2035年には厚労省の統計によると要介護3以上の高齢者数は100万人増の350万人になる)、多死時代に備え、政府は「地域包括ケア構想」の整備を進めています。
地域包括構想とは、高齢者の支援を目的とした総合的なサービスを地域で提供する仕組みで、住まい・生活支援・介護・医療・予防が一体となったシステムです。
地域の支援者(ボランティアの方々)を含め、専門職である、地域で活動するケアマネジャーや医療福祉事業従事者が自立支援の思想のもと、個別ケースの課題分析を通じて地域に必要な資源開発や地域づくり、介護保険事業計画への反映などを行っていく構想です。

この構想に伴い、これまでの訪問介護事業所、訪問介護事業所、デイサービス等に加え、認知症高齢者が増加しても在宅で生活出来るよう、全国で小規模多機能、看護小規模多機能、定期巡回訪問介護看護等、認知症ケアに対応できる在宅事業所が全国で約22万人、病院で地域包括ケア病床(急性期治療を経過した患者や在宅療養者の受け入れと在宅復帰支援を行う病棟(病床))が約2,500病院、85,000床整備されています。

「選べる時代」だからこそ、「選ぶ目線」が必要

民間会社の調査によると、「身体が衰弱化した時に住みたい住宅は?」の質問に対しての回答として、「介護施設への入居」と考えている人は45%、「自宅で住み続けたい」と考えている人が55%と半々。
だからこそ、「介護制度」に対する知識や「予防介護」への取り組みが重要となってきます。

大抵の高齢者は、認知症やフレイルに対する漠然とした大きな不安は感じているものの、介護保険制度の概要、要介護認定の申請・利用の仕方、介護保険メニューについて大病を患って入院してから慌てて調べています。
また、日常的に自治体が実施している認知症予防やフレイル予防の取り組みに参加している方も少数派です。

まずは当サイトで「介護」について制度や窓口に関して情報を得るところから始めてみては如何でしょうか。
また、前述したとおり、関西では有料老人ホーム(サービス付高齢者向け住宅を含む)は2千事業所以上。実際にホームを選ぶ際の「ものさし」を知っておくことも重要です。

当サイトでは、関西(大阪府は大阪市内、北摂、北河内、中河内、堺市、兵庫県は神戸市、阪神間、京都府は京都市内、京都府南部、奈良県は奈良市、生駒市、大和郡山市、滋賀県は大津市、草津市)の有料老人ホーム約2,000箇所を独自のデータ分析(設備の充実度、ソフト(介護力、看護力、リハビリ力、職員定着率等)の充実度)に加え、日本シニア住宅相談員協会の会員が実際に目で見た評価(受入力、接遇力、認知症対応力、アクティビティ力等)を加えた評価を行い、優良なホームを厳選してご紹介しています。

当社では、「こちらで選出したホームに入って下さい」ではなく、「選出されたホームに一度見学を行い自分なりの評価基準を作った上で、ホームを選んで下さい」とお願いしています。
ホーム選びは、多死時代を見据えた「人生のラストステージ」を迎えるためにとても重要なことです。
「介護」に関する情報満載の当社サイト「介護の三ツ星コンシェルジュ」に一度ご訪問してみてください。

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