老人ホーム訪問記

安心感を得られるグループケアで認知症の方にも穏やかな暮らしを まどか武庫川

㈱ベネッセスタイルケアの運営する介護付有料老人ホームまどか武庫川。
兵庫県西宮市、阪神武庫川駅から北に14分。
閑静な住宅街に立地しています。

同社のまどかシリーズの特長はグループケアの実施。
フロア毎のグループでの生活を送ることにより、他の入居者やフロア専属スタッフにより顔なじみの関係づくりを行うことで、認知症の方にとっても安心感を抱いて生活していただくことがグループケア。

「環境が変わる、様子が変わるということは、認知症の方にとって焦りや不安につながることがあります。
安心感を得られる環境づくりは、ご入居者様に穏やかなお気持ちで過ごして頂くことに役立っています。」と同社営業部長の斎藤氏は語ります。

同ホームの評価が高かった点は、認知症への対応力と居心地の良さ、グループケアの環境づくりが高評価を得た要因ではないでしょうか。

認知症・介護度の高い方に人気のホーム

「グループケアを謳っているため、認知症の方だけでなく、要介護度の高い方にも人気のホームです。」と同氏。
看取りのために、ご家族、協力医療機関との連携を密にし、ご入居者様のご希望の多い、「このホームで最期を迎えたい」という希望を出来るだけ実現するよう心がけているようです。

看護職員※配置は日中だけですが、夜間帯にもきちんと対応いただける協力医療機関の選定、夜間、施設看護職員※のオンコール体制の構築、介護職員に対する教育等で看取り能力を高めておられます。

看取り能力を高めるだけでなく、介護度の高い入居者に生活機能を取り戻して頂くための生活リハビリも実施。
同ホームでは1回/週 4回/月、同社の機能訓練指導員が勤務し、それぞれの入居者に対するリハビリ評価を実施。
その情報を施設の看護職員※、介護職員と共有し日々の機能訓練に役立てているよう。

「したいことを取り戻せるホーム」を目指して

「生活リハビリに加え、アクティビティケアも盛んに取り入れ、ご入居者様の意欲を高めてもらっています。」と斎藤氏は語ります。

同ホームのアクティビティ活動の目玉は毎月実施している音楽祭。
特にスタッフによる演奏、時にプロの演奏。
スタッフが演奏会を実施する事で、「ご入居者様との親近感もあり、親しみ在る方が演奏する事で自然と笑顔が溢れます」。

その他、人気のあるアクティビティは料理。
「お好み焼き」「たこ焼き」作りなど実施。

毎日アクティビティを実施し、入居者の意欲を高めてもらう。
要介護度の高い方、認知症の方にこそ必要な取組みではないでしょうか。

グループケアの実践とアクティビティの実施。
要介護度の高い方が、したいことを取り戻せるホーム。
そんなホームづくりを目指しておられます。

※:看護職員(看護師または准看護師)を常勤換算(週40時間換算)で2名配置(満床時)。

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