老人ホーム訪問記

広々とした居住空間で「ALWAYS SMILE」を合言葉に「フォレスト垂水壱番館」

重厚な扉を開けると、そこは2階まで吹き抜けとなった広いロビー。

グランドピアノと大きな絵画に一組の応接セット、それにスーツ姿の受付スタッフという空間は、美術館や高級ホテルを彷彿とさせます。

一般の高齢者住宅のように介護スタッフの姿や入居者が食事やレクリエーションをしている姿は見えません。
「静かな、落ち着いた空間でお客様をお迎えしよう」という心遣いが伝わってきます。

新型コロナウイルスの感染が広がる前までは、ここでロビーコンサートやお茶会など様々なイベントが開催されていたというホーム自慢のスペースです。

「フォレスト垂水壱番館」は2005年開設の106室の介護付有料老人ホームです。
12年には向かいに39室の住宅型有料老人ホーム「弐番館」がオープンしています。
弐番館は自立の人が主な対象で、介護が必要になった場合には壱番館への移り住みができます。
施設の敷地内に遊散歩公園がしつらえられ、又関連会社が運営する訪問介護、訪問看護、デイサービスが利用できます。

また、壱番館内には在宅療養支援診療所がテナントとして入っており、訪問診療が受けられます。

看護師24時間常駐!リハビリテーションも充実

要介護者を対象とした壱番館は1.5対1という手厚い人員配置。

また、看護師が日中、夜間を問わず、常駐していますので、胃瘻や透析、カテーテルなどの医療的な対応が必要な人の受け入れが可能です。

「介護スタッフ、看護師、医師の連携が日常的に行いやすい環境ですので、終末期にも十分な対応が可能です。開設当初からホーム内で責任をもって看取らせて頂くことを基本しています」と森島征司社長は語ります。

また、理学療法士が2人常駐していますので、集団リハビリテーション、入居者一人ひとりに応じた個別リハビリテーションが充実しているのも特徴です。

リハビリテーション病院や訪問・通所リハビリテーションをご利用されておられた方も多く入居されるそうです。

「リビング・オブ・ザ・イヤー」職員教育研修部門2016年で最優秀賞!

ケアの特徴としては、介護スタッフが入居者を抱えて持ち上げない「持ち上げない介護」を実践しています。
移乗介助時に抱え上げることはスタッフの腰痛の原因になるだけでなく、転倒事故の危険性もあります。

また入居者自身も身体に痛みを感じる可能性もあります。
それを避けるために、入居者の身体状況などに応じて移動式リフトなどの機器・福祉用具を使っています。

この持ち上げない介護の実践や、それにむけてスタッフが「機器・用具を正しく利用できる」「それを他のスタッフに正しく伝えることができる」など習熟度に合わせてユニフォームの袖に星をつけていくなどの取り組みは、高齢者住宅介護業界団体が主催する高齢者住宅経営者連絡協議会において、優れた高齢者住宅を選出・表彰するコンテスト「リビング・オブ・ザ・イヤー」で、2016年の「職員教育研修部門 最優秀賞」を受賞しています。

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