癒される空間創りを目指して・・・「フォーユー門真」

「大阪府門真市のフォーユー門真では、癒される空間創りを目指してお花に囲まれた老人ホームにしており、入居者様とご家族様が安心して日々の生活を過ごしていただけるように、穏やかでにこやかに、心を込めてご入居者様のお手伝いをさせていただきます」と施設長の玉寄氏は話されています。

平成24年4月オープン当初から勤務しておられる職員さんもいらっしゃいますが、何より管理者の方がずっと変わらず勤務し続けておられるとの事。

「指示を出す者が変わってしまうと、現場は混乱してしまうし、管理者が職員の方々一人ひとりを理解し、利用者様の状態や家族様とのやり取りがスムーズにできるので、相談や状況変化にも早く対応ができるので長く働いてもらえる」とお話してくださいました。
長く働いておられる職員さんが多いと、利用者様やご家族様も安心できますね。

「入居のお話は基本的には断らない」と玉寄氏はおっしゃっており、入居に対する積極性が感じられました。
暴力的な行動がみられる方や、医療的に対応が難しい方は要相談だが、極力お断りはしないようにされているとのこと。

認知症の方々に対しても、グループホームでの施設長のご経験も活かし、ドクターへの報告・連絡・相談をしっかりと行い、適正な薬の処方をしてもらうとの事。

これらの内容を含め、入居面談の際にご家族様としっかりと話し合い、安心していただくように心掛けておられると伺いました。

また、看取りに関しても、施設長が常に関わり、しっかりとした体制を取っておられます。
老衰の場合、延命は必要なのかを事前に確認し、ご家族様が後悔しないように、状態により都度しっかりとお話をして決めていく事を大切にされておられるとの事でした。

職員のステップアップもしっかりサポート！

フォーユー門真では、職員の方々の介護福祉士所有率が高く、資格を取得し、ご自身のステップアップのために努力される方をしっかりとサポートしているとの事。

資格取得に関しては、声掛けは行うが、個人的なところなので資格取得を押し付けないで、協力するスタンスと説明して下さり、とても働きやすい環境だと感じました。

そんな中でも、現在の課題としては、コロナの感染を出さないように努力しており、施設内での考えつく消毒や検温など最大限の対策を行って対応していますとの事。

また、介護という終わりが無く答えも無い世界を常にリセット、リスタートし、日々の中で自己満足せずに、いろいろなサービスや業務について今のままで良いのかと悩んでいると玉寄氏。

施設に入居される利用者様は窮屈だし、食事もお風呂の時間も決まっており、不満もあると思う。
そんな中で、少しでも安心できるものは何か、限られたハード面の中で利用者様が満足できるものは何かを日々課題点として考えておられました。

『ここに入ってよかった』と思ってもらえるように

最後に玉寄氏は、「利用者様も頑張っておられ、人生の最後のページなのでここに入ってよかったと思うように、安心していただける環境が創れたら」と良いサービスを提供したい施設長の意気込みを感じました。