これまで、生活費で「使う」お金、介護医療に「備える」お金の説明を行ってきました。今回は、子や孫に対して築き上げてきた資産を「残す」方法についてお伝えします。具体的には、生きているうちに財産を残す「贈与」と亡くなった場合に財産を残す「相続」という方法がありますが、今回は「贈与」を中心にお伝えしま.....
健康な方も高齢になれば徐々に体が弱り、病気になる可能性も高くなります。具体的には65歳を境に疾病リスクは急上昇すると言われています。では実際にどの程度のお金がかかるのでしょうか?生命保険文化センターの調査によると、入院1日あたりに必要な金額は約21,000円。治療費だけでなく、食費や差額ベッド料も含ん.....
皆さんは、「お金について不安はあるけれど、何から考えたら良いかわからない」と思ったことはありませんか?毎日流れるニュースでは、少子高齢化や年金制度の問題、コロナによる収入減少や雇用不安など、心配事や悩みが絶えません。こうした不安を解決する助けとなるのが、ライフプラン表になります。
私が今まで出会ったシニアの方々で、「自分も親の面倒を見て、大変さを知っているから、子供に迷惑をかけたくない。」という人が大勢いらっしゃいました。早くから老人ホームの相談や準備をされている方々も、そういう想いをもっておられるのではないでしょうか。そんな方に「どういう老後資金の準備をされてますか?.....
贈与税は高い!という印象ある方も多いようですので、相続税と贈与税の関係を簡単に説明させていただきます。贈与税は、ご存知のとおり、個人から財産をもらったときにかかる税金で、税率は最大で55%にもなります。ですが、基礎控除110万円/年もあり、贈与額が低ければ10%など、有利な税制となっています。特例贈与.....
ご家族や大切な方が亡くなった時には、様々な手続きが発生します。「何から手をつけていいのかわからない」「費用はどのくらいかかるのかわからない」「いつまでに行わなければいけないのか」相続手続きを考えている方のよくある悩みです。放っておくと精神的にも、金銭的にも取り返しのつかないことになりかねません.....
ご高齢の親御様より、もしものことがあったときの財産の管理について相談を受けることがございます。「8050問題」という言葉をご存じでしょうか。80は80代の親、50は自立できない50代の子供を指します。この問題は「80代の親」が「50代の子」を経済的に支える必要がある状態を指します。何らかの理由で引きこもりとな.....
相続税とは、相続に伴って、相続人等(相続等を受ける方)が被相続人(亡くなった方)の財産を取得した場合に、その取得財産の価額(時価)をもとに課税される税金の事です。申告は相続人で行う必要があります。
長い間、家族と暮らしたペットたちに最後にしてあげたいことは、さてなんでしょう?「好きだったものを食べさせてあげたい」「大好きだったお散歩コースに出かけたい」そして「綺麗にしてあげたい」高齢化は、ペットたちも同じです。医療の発展と共に、寿命が延び、そして、室外から室内外になったことで、事故や感染.....
2019年7月(一部は1月)からは相続法の改正が施行されました。実に40年ぶりの大改正となります。相続税については、2015年にも税制改正が行われて大増税が行われたのが記憶に新しいところです。今回は1980年以来、約40年ぶりに相続法の大きな見直しがされることになったことから、改めて大きな話題となっています。前.....
令和元年10月1日より消費税が10%に上がりました。軽減税率適用の為に色々工夫するのも生活防衛の一つ。良く知られてのは、外食(ケータリングも含む)は標準税率の10%。テイクアウトや宅配・出前は軽減税率の8%。一つのものを買うにしろ、知っていると知らないでは2%の差が出てしまいます。皆さん知っているよう.....
私たちPOROのメンバーは、高齢者施設や個人、グループを訪問し「おしゃべり茶話会」「思い出を語ろう会」等の活動で高齢者の悩みをお聞きする機会があります。また、親世代のことで問題を抱えている友人・知人が多いことから、何かできないかという思いもありました。そこで人生のエンディングを考え始めた方、高齢の.....
国境なき医師団より、「終活」で大事だと思うことのアンケートが公表されています。終末期や死後の手続き・行事について考えることも大事ですが、財産の管理や引き継ぎに関しても考え始める「お金の終活」も関心が高くなっています。
2019年7月(一部は1月)からは相続法の改正が施行されます。実に40年ぶりの大改正になります。相続税については、2015年にも税制改正が行われて大増税が行われたのが記憶に新しいところです。今回は1980年以来、約40年ぶりに相続法の大きな見直しがされることになったことから、改めて大きな話題となっています。
昨年、およそ40年ぶりに民法が改正されました。相続に関する主な改正内容は、・配偶者居住権の創設・持戻しの対象となる生前贈与の範囲の限定(遺留分の算定方法の見直し)・預貯金の仮払い制度の創設・遺留分侵害請求権・自筆証書遺言の方式緩和と補完制度の創設・特別寄与制度の創設(相続人以外の者の貢献の反映).....