介護施設での暮らし

身体介護について

身体介護と聞いてどういった事を思い浮かべますか?

身体介護と聞いて、皆さまはどのような内容を思い浮かべるでしょうか?
シニア事業部内で、新卒の介護について未経験の方に身体介護とは何かを聞いてみたところ…

お風呂や食事などを不自由なく介助する事…

との答えを頂きました。確かに不自由なくしてあげたいですね。
それでは、身体介護についてできるだけ簡潔に説明していきます。
 

身体介護について

簡単に説明すると、直接利用者に触れて行う介護が身体介護になります。
たとえば、利用者の身体に直接触れたり、意欲や能力向上の為に一緒に何かを行う、専門的な知識・技術が必要となる事です。

身体介護サービス内容としては、
・食事介助
・服薬介助
・入浴介助
・清拭介助
・排泄介助
・歩行介助
・更衣介助
・体位変換介助
・移動・移乗介助
・通院・外出介助
・起床・就寝介助
足りない内容等ございましたら、三ツ星コンシェルジュお問い合わせフォームにてご連絡頂けると嬉しいです。

身体介護サービス名を見て頂いたら、何となく何をするのかは予想がつくのではないでしょうか、基本的には○○介助の○○の部分の介助を行います。ですが、介護ですので、基本的に利用者のできない事を介助するのであって、何でもかんでも、手伝いをして良いわけではありません。利用者の意欲や能力向上などを目的としていますので、不自由なく介助することは、意欲や能力の低下に繋げてしまうので注意が必要です。

そして、介助をするといっても、簡単に誰でもかんでも行えるわけでは無く、身体介助を行うための技術・経験値や、利用者との信頼関係、利用者一人ひとりの介助のルールなど、知らなければいけないことがたくさんあります。経験上、入浴介助の際も、気分で入らないとおっしゃる利用者もいらっしゃいますし、同性介助じゃないと嫌と言われる方もいます。そんな時は、利用者との交渉が大切だと思います。

施設の現状は・・・

大半の介護施設などは、介護職員不足に直面しており、利用者の要望に対してお答えできない事もあるのが現実だと思います。
入浴時間なども決まっており、今日入浴してくれないから明日にしようと、入浴日を変更するにもケアマネに連絡したりする必要がありますし、明日に変えたからといって入ってもらえる保証はありません。
なので、利用者としっかりと向き合い、状況・内容を説明し交渉することは、とても大切な事だと思います。私も前職の先輩から学ばせて頂いたことです。


 

自分に合った施設探しをしてください!

入居を検討している施設で必ず同性介助が良いと思われる際は、見学時に確認する事を忘れないようにし、居心地の良い施設選びをしてください。
 

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この記事を書いたコラムニスト

中川友貴 (ナカガワトモタカ)

株式会社ベイシス 営業部 シニア課

2016年 住宅型有料老人ホームで介護職員とし入社。3年目からサービス提供責任者を従事後退職。
2020年 株式会社ベイシスへ入社し、シニア事業部配属。

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