「ブレーキのかけ忘れを防ぐ!自動ブレーキ付き車いす」
こんにちは!
「福祉用具屋さんのブログ」を書いている「福祉用具屋さん」と申します。
今回のコラムでは、「ブレーキのかけ忘れを防ぐ!自動ブレーキ付き車いす」というテーマで書いてみたいと思います。
介護現場でよくある「車いすのブレーキのかけ忘れ」
介護の現場でよくあるヒヤリ・ハットのひとつが、車いすのブレーキのかけ忘れです。
利用者さんが立ち上がろうとした瞬間、車いすが動き、そのまま転倒してしまったり、逆に座ろうとした瞬間に車いすが後方に動いて、しりもちをついてしまったり・・・。
こうした事故は、ご本人のうっかりや、認知症などによる理解力の問題により、残念ながら介護の現場では至る所で発生してしまっているのが現状です。
慣れていても、忙しかったりバタバタしていたりすると、うっかり操作を忘れてしまったりします。
だからこそ、「ミスを起こさないよう努める」のではなく、仕組みでミスを減らすという発想が重要です。
そんな時に役立つのが「自動ブレーキ付き車いす」
そんな悩みを解消するのが、「自動でブレーキがかかる車いす」です。
特徴はシンプルで、
・座っているときは動く
・立ち上がろうとすると、自動でブレーキがかかる
ブレーキ操作を「人間の判断に任せる」のではなく、動作と連動して車いす側が制御してくれる、つまり、「仕組み」によってブレーキ操作をしてくれる車いすなのです。
この仕組みは特に、
・認知症のある方
・慌てて動いてしまう方
・使い慣れていない家族介護環境
・介護職員が多忙な施設
などで効果を発揮します。
その選択肢の1つ「とまっティ(株式会社ミキ)」
自動ブレーキタイプの車いすはいくつかありますが、代表的な商品としてあげられるのが「とまっティ(株式会社ミキ)」です。
【出典:株式会社ミキ ホームページ とまっティ】
(最終アクセス日 2026年1月8日 掲載許可確認済み)
https://www.kurumaisu-miki.co.jp/wheelchair/tomatti/index.html
この車いすは、
・立ち上がり動作と連動してブレーキが作動
・座るとブレーキが自動解除
上記の動きをしてくれる「ノンバックブレーキシステム」という仕組みが搭載されています。
また、低座面タイプ・肘掛跳ね上げや足台スイングアウト機能付き、といったバリエーションもあり、その人に合ったタイプを選ぶこともできます。
とまっティだけでなく、ほかにも同様の機能がついた車いすは複数あり、こうした「自動安全設計」という選択肢があることを知っておくことが大切です。
人の注意力に頼るだけでなく、これからは仕組みで事故を防ぐ!
車いすのブレーキのかけ忘れ問題の解消については、操作や注意に頼る、という従来の方法だけでは限界があります。
もちろん個人レベルでの注意は大事ですが、これからは「仕組みで事故を減らせる時代」へ!
利用者の状態や環境に応じて、「自動ブレーキ付き車いす」という選択肢があることを、ぜひ覚えておいて頂くと、いざという時に役に立つはずです!
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました!!
これからも、「介護の三ツ星コンシェルジュ」にて、福祉用具にまつわるコラムを定期的に投稿していきますので、どうぞよろしくお願い致します!!
ではでは




