老人ホーム訪問記

ENJOYが合言葉 介護付有料老人ホームグランドホームゆとりえ

大阪市内のど真ん中、京阪本線森小路駅から徒歩1分に立地する介護付有料老人ホームグランドホームゆとりえ。
同ホームは29室の小規模ながらお部屋・共用部は広々。
まさに「ゆとりえ」の通りゆとりのある生活を楽しめるホームです。
同ホームは㈱タフティーサポートが運営。同社は介護大手エクセレントケアグループの一員ですので経営母体としては安心ですね。
同社の経営理念は「高齢者の方が自由で豊かな生活と安心できる環境を提供し、福祉の向上に寄与することを目的とします」と非常にお堅い言葉が並んでいますが、①入居者の方への待遇の向上、②介護サービスの質の向上、③職員の質の向上、④地域との交流、⑤地域福祉への貢献、⑥施設の財政基盤の向上の6つの理念を掲げ確実に実施しておられ非常に優良な施設です。
 

職員の接遇力は文句なし

同ホームの特徴は、経営理念を反映してか、まずは施設長の積極性と職員の接遇力。一人一人の職員が笑顔を絶やさず働いておられるので、入居者の方々も皆さん笑顔。接遇力だけでなく、同社の職員教育の良さもあいまって、介護福祉士取得者率が6割越えと同ホームの職員の質の高さが伺えます。
職員配置は要介護者数:直接処遇職員数の割合が2.8:1、看護師配置は日中時間帯のみと一般的な介護付有料老人ホーム並ですが、昨年の看取り者数が4名と看取り力の高さも特徴の一つと言えます。
 

共用部をリフォーム。更に「ゆとり」を

同ホームの特徴は何といってもゆとりのあるフロア。
一階の共用部フロアは食堂、たたみコーナー、エントランスホール、ロビーとあるのですが、どれも広々、ラグジュアリーな調度品。ご入居者さまの生活にゆとりを与えています。
共用部はリフォームを実施。
更に見ごたえのある空間へと変化しました。
 

居室に様々な設備が

居室は全室25平米超えとこちらも「ゆとり」が売り。
要介護者向けのホームには珍しく、キッチン、ユニツトバスもしくはシャワー、クローゼットが設置。軽介護の方には嬉しい設備が多く設置されています。
フローリング仕上げの床は足腰にやさしく健康に配慮。
この仕上げ材はエクセレントケアグループのホームの特徴の一つ。
要介護高齢者によくある転倒時の骨折を防ぐ工夫です。
 

食事と医療体制も評判

「おいしく、楽しく」がモットーの食事も評判。
58,300円と他のホームに比べ食費は少し高いですが、高い分だけ工夫を凝らしておられます。また同ホームは森小路駅から徒歩1分ですので、軽介護の方は、近隣の喫茶店にモーニングを楽しみに行ったら、千林商店街で買った物を調理したりと”介護予防的”な生活を楽しめるのも良いですね。
医療機関との提携は総合内科、心療内科、整形外科、耳鼻科、歯科等6つのクリニック・病院と提携。
29室のホームとは思えないほど、充実した体制を組まれています。
月額利用料は約20万円~と少しお高めですが、サービス体制、設備から考えると割安言えます。
一度ご見学に行かれたら如何でしょうか。
 

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この記事を書いたコラムニスト

荒牧誠也 (アラマキセイヤ)

介護の三ツ星コンシェルジュ編集長

株式会社ベイシス 常務取締役 事業本部長
1964年 大阪府大阪市生まれ
1988年 関西電力㈱入社。介護事業子会社 ㈱かんでんジョイライフや医療関係子会社 ㈱かんでん在宅医療サービスの設立や運営に従事。関西電力グループのメデイカル・ヘルスケア事業の企画業務や㈱京阪ライフサポートのM&Aに従事後退職。
2017年 関西電力㈱を退社。㈱ベイシスの取締役シニア事業部長に就任。

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