それぞれの世代にあった投資について
- 掲載日 : 2020年1月7日
- カテゴリ : 老後のお金 > 節税・年金・資産運用
- タグ : 資産運用
- ライター : 磯貝 慎一郎
それぞれの世代にあった投資について
一口に投資と言っても、投資の種類、投資対象は様々であり、商品ごとにリスクやリターン、投資期間なども色々あります。
どれに投資すればいいのか判断が難しいですが一番良い投資の種類というのはその人の資産状況や投資目的によって異なります。
例えば老後に向けて安定した資産構築を目的としているのに、仮想通貨のようなギャンブル要素の強い投資はお勧めできません。
リスクとリターンは反比例します。
以下で幅広い投資の種類の中から代表的な7種の投資を紹介しています。
【具体的な商品】
〇株式投資→
株価の変動が大きいため、リスクは大きいがリターンも大きい。ただし、投資額以上の損はしない。
信用取引を行うと更にハイリスク・ハイリターンとなる。値下がりして儲かる取引(空売り)もあるが手数料が高く難しい。
〇個人向け国債→
銀行預金よりは利率が良い。ある意味日本国に対する投資とも言える。投資としてはリスクと利回りが一番低い。
〇社債→
国債に比べれば、利回が高いが利回り自体は発行会社の格付けによりばらつきがある。
〇投資信託→
国債や社債の利回りに満足できないが、株式などの投資は敷居が高いと思ってる方におすすめ。
組入先(株式 債券)などをプロが決定する。ただし、その分の手数料がかかる。
〇不動産投資→
安定した家賃収入があり、将来の不労所得や年金対策になる。
ただし、流通コスト(各種税金、仲介手数料等)が高い。現在は日本では不動産価格が高値安定しており、なかなかお得な物件が存在しない。
また人口減が続く日本では人工の集まる都心部の物件価格は高騰している反面、地方では不動産価格の下落が常態化している。
〇仮想通貨→
投資の中では一番のハイリスク・ハイリターン商品 投機的な動きをする。
24時間365日動き続ける。まだ新しい投資対象のせいか手数料が高い。
〇FX(外国為替取引)→
外貨預金の発展版といえる。元手の数倍の取引をすることができる。
また値上がりにも値下がりにも両方に投資することが可能である。
基礎的な説明ですが、今後、投資を勉強していきたいとお考えの皆さまは、それぞれの商品を深く調べて下さいね。