☆☆☆23 実は最も活用されている!レンタル用手すりの種類と選び方
こんにちは!
「福祉用具屋さんのブログ」を書いている「福祉用具屋さん」と申します。
今回は、「実は最も活用されてます!レンタル用手すりの種類と選び方」というテーマでお話していきます!
■レンタル用手すりは介護保険レンタルで最も活用されている種目です
介護保険でレンタルできる種目の一つである「手すり」
「・・・手すりって壁に工事で取り付けするものじゃないの?」と思われている方もいるかもしれませんが、実は介護保険でお安くレンタルが可能です。さらに、レンタル用手すりは介護保険レンタルの全種目の中で最も導入されている種目なのです!
ということで、今回のコラムでは、多くの方にご活用いただいているレンタル用手すりの種類と選び方について説明していきます!
■レンタル用手すりの種類
レンタル用手すりは、いろいろな種類があります。
●置き型手すり
その名の通り、いろいろな場所に置いて使う手すりです。土台の板に手すりが付いている構造で、土台は重量があるのでずれにくく非常に安定感があります。「ベッド脇」「部屋の出入口」「廊下」「ソファ横」「布団の脇」など様々な場所に置くだけで使えるので非常に便利です!
●突っ張り型手すり
こちらは天井に突っ張って使うタテ型手すりです。見た目は床から天井まで手すりがドーンと伸びているのでやや圧迫感もありますが、こちらもいろいろな場所に設置ができるので使い勝手もいいです。さらに応用編として、突っ張り型手すり2本に横手すりをつないでH型の手すりとして廊下の伝い歩き補助としても活用できたりします。
●上がりかまち用手すり
置き型手すりの中でも、玄関の上がりかまち段差専用の手すりもあります。踏み台が付いているタイプもありますが、踏み台は保険者によっては介護保険対象外になる場合もありますので、詳しくは福祉用具専門相談員にご相談ください。
●トイレ用手すり
こちらはトイレに設置できる手すりです。既設の洋式トイレの便器に挟み込んで固定させるタイプや、ポータブルトイレ用の手すりもあります。
●屋外用手すり
玄関外の段差部分などで使える屋外用手すりもあります!屋外用として防水仕様になっていて、段差のストロークに合わせて手すりの長さ・角度も選べるようになっています。住宅改修の工事をしなくても、安全に外出が可能になります!
写真出典:株式会社パナソニックエイジフリー「歩行サポート手すり スムーディ」(最終アクセス 2022年6月14日 掲載許可済み)
●番外編的な手すり…
ちょっと変わり種の手すりもご紹介しますと…
こちらは「イス」に見えますが、レンタル用の手すりです。特に玄関の上がりかまちの段差部分に置いて使ったりするのですが、椅子のように見える部分は手をついたりする台として使います。とはいえ、椅子として使っちゃう人も多々居そうな気もしますが…あくまで手をつく台として定義されている、こんな商品もあります。
写真出典:株式会社パナソニックエイジフリー「折りたたみ可能な面手すり スタンディ」(最終アクセス 2022年6月14日 掲載許可済み)
■工事不要で手軽にレンタルできる!
このように、レンタル用手すりはいろいろな種類があり、用途に合わせて導入することでご利用者の安心した生活を手助けします。住宅改修の工事は仰々しいので避けたい、でも手すりが必要…だったり、急に退院が決まって在宅に戻った際に手すりが必要だけど、すぐ退院なので、工事をするまで時間がない!といったケースも手軽に導入できるので非常に便利です!手軽にレンタルで導入できる手すり、ぜひご検討してみてはいかがでしょう?
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました!これからも福祉用具にまつわるコラムを定期的に投稿していきますので、どうぞよろしくお願い致します!!
ではでは
私のブログです(もしよかったら見てみて下さい!)