福祉用具について

☆☆☆10 介護度別!役に立つ福祉用具~重度者編(要介護4・5)~

こんにちは!
「福祉用具屋さんのブログ」を書いている「福祉用具屋さん」と申します

今回は
介護度別!役に立つ福祉用具~重度者編(要介護4・5)
というテーマでお話していきます!

■ポイントは「必要なサービスの手を借りて生活水準維持と介護負担軽減」

福祉用具を選んでいく上で全面的に介助が必要となってくる要介護4・5の
ご利用者の福祉用具選びのポイントは
「これまでの生活水準の維持」「介護者の負担軽減」の2点だと思っています

基本あらゆる生活状況において介助が必要となり
介助者の手だけですべてをフォローするには限界が…
その点で人の介助力を必要としない福祉用具は非常に有効です!
ほかのいろいろな介護保険サービスの手も借りながら
ご本人の生活水準をできるだけ維持しつつ
ご本人を支えている介助者の負担を軽減していくことを念頭に福祉用具選びをしていきましょう

■要介護4・5のご利用者に必要な福祉用具

ということで要介護4・5のご利用者に必要な福祉用具を場所別にご紹介しますと…

●寝室
要介護4・5の方は自力での動作が厳しく寝て過ごすことが非常に多くなります
まずは何より介護ベッドが必要となります
さらに長時間寝て過ごされることでの床ずれ発生リスクを減らすために
床ずれ防止用具も必要となってきます
また寝返りや寝位置の修正などを楽に行える体位変換器
車いすへの移乗をサポートする移動用リフトも介助負担の軽減に役立ちます

●屋内・屋外移動
ベッドから離れて移動する際は
ティルトリクライニング機能付き車いすが有効です
車いす上でも姿勢変更が楽に行えますので
日中はベッドから離れて家族とリビングで過ごす際なども負担なく過ごすことができます
また車いす上でもお尻の床ずれを防ぐために車いすクッション
車いすで移動しやすいように住宅改修で床をバリアフリーにしたり
外出時の玄関段差の上がり降りにスロープ段差解消機も有効です

●浴室
要介護4・5の方はあらゆる動作で介助が必須となるため
家のお風呂での入浴はかなりハードルが高くなります
もしおうちでの入浴を行う場合であれば
シャワーキャリーやフ入浴用リフトを使うという手もありますが
ケアマネジャーさんや福祉用具専門相談員と
よく相談をしたうえで対応方法を決めていきましょう

■負担はみんなで分担しましょう

ということで要介護4・5の方に必要な福祉用具を取り上げてきましたが
生活すべてにおいて介助が必要となることから介護負担の大きさも最大です

ときどき見かけるのがなんとか家族でやれることはやってあげたい
という介護者の方の思いからすべてを抱え込んでしまい
結果介助者が疲弊してしまうというケースです

介護って終わりが見えないので無理して踏ん張ってという思考では
なかなか体力気力が持たないんですよね
なので
長く継続しても問題なく負担を分散させるにはどうすればいいか?を考え
使える介護サービスは積極的に使って介護負担を分散させることが重要です

その負担を分散させる方法のひとつが福祉用具なので
どんどん活用してもらいたいと思っています!!


というわけで
最後まで読んでいただきありがとうございました!

これからも福祉用具にまつわるコラムを定期的に投稿していきますので
どうぞよろしくお願い致します!!
ではでは

私のブログです(もしよかったら見てみて下さい!)

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