失敗しない老人ホームの選び方

失敗しない老人ホームの選び方~ 何はさておきまずは見学!!!~

有料老人ホームってとんな所か知ってますか?

肉親や自身が要介護状態になった時どうするか?
認知症が進行していたり、介護者の事情で家で介護ができない場合、最近の選択肢の中で最も身近にあるのか「有料老人ホーム」。

そう考えておられる皆様。
有料老人ホームがどんなところかご存知ですか?

テレビ等で良く出てくる介護施設を思い浮かべる方がほとんどでは。
でもその映像が特別養護老人ホームなのか老人保険施設なのか、有料老人ホームなのか。
皆さんは区別がついておられますか?

まずは有料老人ホームはどんな場所なのか。どんな雰囲気なのかを知る必要があります。
自分の目で見てどんな場所かをきちんと認識してから有料老人ホーム選びを始めることをお勧めします。

よくインターネットサイトを見ていると、
・有料老人ホームのチェックポイント10選
・老人ホーム選びのポイント
等が出てきます。

そこに書いてあるポイントをご覧になられて、皆さま、そのチェックポイントの良し悪しをお判りになるでしょうか?
答えは”否”。

チェックポイントを理解するためにも、まずは有料老人ホームを見学し、どんな場所なのか、どんな雰囲気なのかを知っておきましょう。

どこに見学に行けば良いの?

では自身のお暮しになっている地域の有料老人ホームの何処に行けば良いのか?

まずチェックすべきは予算です。
有料老人ホームには様々料金体系があります。
民間が運営していますので、入居一時金1千万円超えの高価なホームから、入居一時金0円月額利用料15万円以下のホームまで。

よくインターネットサイトで
「費用から考える人が多いですが、まず考えるべきはお金ではありません。お金から入ってしまうと、どうしてもどういう方針で、どういうことをやっている施設なのか?という視点が弱くなってしまう。」
ということが掲載されていますが、この意見にも一利あります。
でも月額利用料が15万円しか払えない方が月額利用料40万円超えのホームを見学してどうすれば良いのでしょうか?

まずご理解いただきたいのは「介護の沙汰も金次第」ということ。
料金が高いホームの方が人員配置も多く、看護職やリハビリ職等の様々な職種の職員も多く、設備も豪華です。
ただ、それに比例して、ホームの居心地が良くなる、職員の対応は良くなる、サービスの内容は良くなるとは限りません。

まずは入居される対象者の収入(年金額、預金額、その他の収入)を考えて下さい。
入居される方の年齢が85歳、要介護度が2、年金が15万円/月、預金が500万円なら寿命を全うされるのが95歳くらいまでと仮定し、預金で補填するなら500万円÷(120か月)=4万円/月程度。その方の資産だけでいくなら19万円/月のホームが限界。
後は、ご家族でどれだけ補填できるかを考えてみて下さい。

注意が必要なのは、パンフレットで「月額利用料」として掲載されているのは、家賃、管理費、食費(30日分)。
その他に、介護保険の自己負担分(1割~3割まで:入居対象者の介護保険証に記載されています)、医療費(訪問診療費)、場合により居室の電気代、各種消耗品費、将来的にはオムツ代。
これらを加味するとプラス5.5万円は考慮しないといけません。

これら捻出できる予算を考慮した上で、見学すべきホームを決めましょう。

見学する施設を選ぶのはそんなに難しいことではありません。
インターネットサイトで、例えば、見学に行かれる方が兵庫県西宮市にお住まいなら、インターネットで「兵庫県西宮市の有料老人ホーム」と入力してみて下さい。
ずらっとホームやホーム検索サイトが出てきます。

その中で予算に合ったホームを選択し、資料請求をする直接電話をし、見学の予約を取ってください。

見学時のチェックポイントは?

晴れて見学。
まずは有料老人ホームがどんな所かを理解しましょう。

見学に対応いただけるのは、その施設の生活相談員の方か、その会社の営業職員の方。
親切丁寧に色々教えて頂けます。
入居対象者の年齢、要介護度、普段の生活歴、病状等を説明すると、懇切丁寧にアドバイスもいただけます。

見学時のチェックポイントとしては、
・そのホームの雰囲気が入居対象者の性格に合致しているか
・ホームの入居者の雰囲気、身だしなみ。居心地良さそうにしているか
・職員の身だしなみや雰囲気。笑顔が多く、気さくに挨拶してくれるか
・ホームが清潔かどうか
そして必ずホーム長に会いましょう。
出来れば見学の予約時に「ホーム長に会いたい」と伝えてみましょう。
ホーム長は運営の司令塔。その方がどんな考え方でホーム運営を行っているかはとても重要です。

そして帰りにパンフレットだけでなく、「重要事項説明書」を必ず貰ってください。
断るホームは基本NGと考えた方が良いです。

このようにして、まずは1件ホームを見学し、自身の中でホーム選択尺度を持つことをお勧めします。
本格的にホーム選びを開始する時、場所は違っても、「あの時のホームと比べるとこうだった」、「あの時のホームよりはこちらのホームの方がスタッフの雰囲気が良かった等の基準が出来ます。
インターネットサイトで、「チェックポイント」を見ても、チェックポイントの内容がよく理解できるはずです。
有料老人ホーム選びには何が何でもまず見学を!!!
ご理解頂けたのではないでしょうか。

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この記事を書いたコラムニスト

早乙女純 (さおとめじゅん)

有料老人ホームの入居募集と、マンション営業の経験があります。
今までの経験と相談案件のご紹介をこのコラムでお伝えしていきます。

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