住み替えを考える方に

ソニーグループのテクノロジーを結集 ライフケアデザイン㈱が運営するホーム「ソナーレ」

東京を中心に7箇所展開

現在、弊社の「介護の三ッ星コンシェルジュ編集部」が行っている「有料老人ホーム三ツ星ガイド」の作成。
大阪府、兵庫県の有料老人ホーム・サービス付高齢者向け住宅1,472箇所を「ハード面」「ソフト面」「入居相談員の目」の3カテゴリー、20項目の調査により、優良なホームに三ッ星、二ツ星、一ツ星を付与。
いわば、有料老人ホームのミシュランガイド作りを行っているわけですが、どうしてもエリア外のホームには目が行きません。

今回は、ある大手有料老人ホーム運営会社の幹部から教えて頂いた、現在、関東圏で業界の中で大変注目されているホーム、「ソナーレ」シリーズ(東京都を中心に関東圏で7箇所運営)についてご紹介いたします。

ケアプランの前に「ライフケアプラン」を!!!

「ソナーレ」を運営するライフケアデザイン㈱の親会社、ソニー・ライフケア㈱。
同社は、金融持株会社であるソニーフィナンシャルホールディングス株式会社の100%子会社で、介護事業を統括する持株会社です。

同社は、新しいホームの方向性やケアの在り方を検討するにあたって、"Life Focus"というコンセプトを掲げ、「原点からの発想」に基づいて考える、"質"を追求したサービスを通じ、ご利用者の方々に「いつまでも、安心してご自身に合った生活を送っていただきたい」という思いを込め様々な取組を展開されています。

ホームでの生活を行うための「スケジュール」と言っていい「ケアプラン」。
ご利用者さまに最適な介護を提供するだけでなく、御利用者の希望を叶え、身体的にも機能の回復を目指すものですが、同社では、「ケアプラン」の前に「ライフケアプラン」を作成し、それを基にケアプランや看護計画、機能訓練計画を作成していくようです。

運用の方法として、独自に設けた「ライフマネージャー」という役職の方が、まず入居時に、子供の頃の思い出、結婚、仕事、余暇の過ごし方、今後のやりたい事等を聞き取り、ライフケアプランを作成。それを基に定期的にプランを実現していくそう。
ライフケアマネジャーと悔悟職、看護職、リハビリ職で複数のチームを編成し、各利用者を担当。チーム毎に月2回、プラン専用のシフトを設け、プランの作成、見直し、外出プラン等の立案にあたっています。

それらで提供したサービスの結果を、同社で開発したMICS(ホーム業務支援ITシステム)に集積。そこから新たなプランを生み出されます。

少しでも今までの生活を継続していただくにはどうしたら良いか。長く、健康かつ快適に過ごしていただくためにはどうしたら良いか。医療依存度が高くなっても、安心して、できるだけ長く住み続けられる「終の棲家」を目指すためにはどうしたら良いか。等、利用者さまのために最適なサービスを生み出す工夫を続けておられます。

ソニーの技術の粋を結集!!!

「ソナーレ」の強みはソニーグループの技術の活用。
最先端のテクノロジーの実証事業などを施設内で実施し、ケアの質の向上に役立てられています。

「睡眠センサー」を活用し、高齢者に多くみられる睡眠課題の見える化等による睡眠の質向上「スリープマネジメント」の取組み。

ご入居者の安全のため、共用廊下には設置した監視カメラには、ラインクロス機能が搭載。「人感センサー」を活用し、遠隔でもご入居者の見守りが可能になり、動きがあれば、転倒などに備えてご入居者の元に駆けつける等を行っています。

ソニーが長年取り組んできた、「aibo」を活用したペットセラピー。
ご利用者さまに評判がよさそうですね。

ソニーが開発中のビデオ通話装置「窓」の活用もその一つ。遠隔地の相手があたかも同じ空間にいるかのような気配や臨場感を提供するプレゼンシステムを活かしているそう。
withコロナの施設の取り組みとして注目したいですね。

入居対象はアッパーミドルの高齢者。
料金は高めですが、それだけの価値があるホームではないでしょうか。

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