介護施設での暮らし

ウォーキングで脳を鍛える

正しい歩き方で脳の活性化を目指しましょう

ウォーキングは生活習慣病をはじめ、骨粗しょう症の予防や改善に役立つものとして、広く知られるようになっています。
効果はそれだけではなく、ウォーキングなどの有酸素運動は全身の血行をよくするめ、脳内の血流を良くし、脳の働きを活発にしてくれます。
昔の哲学者が散歩しながら考えを整理していたのは有名な話。
歩くことで考察が深められることを経験的に知っていたのでしょう。
さらに、緑の豊かなコースを歩くことにより、美しい自然から得られる効果も期待できそうです。

女性の体の悩みにもウォーキングは効果的

女性は仕事がらヒールの高い靴を履いて立ちっぱなしでいることが多く、下半身の疲れや冷え性、低血圧に悩まされている方が多いのではないでしょうか?
このような方にはウォーキングがうってつけです。冷え性や脚の疲れを解消させるのに効果的ですし、朝日を浴びて運動をするとセロトニンという脳内の神経伝達物質の生成が促されるため、朝から元気になれます。
とくに低血圧の人には朝のウォーキングがお勧めです。

ウォーキングビギナーの方が注意すべき点は、ウォーキングの前と後の水分補給です。
とくに朝は冬場であっても睡眠時に汗をかいているため、水分を補給してから歩かないと血圧や脈が上がってしまいます。
加えて、靴もポイントです。
ウォーキングを行う際はウォーキングシューズかランニングシューズを履いてください。ただ、上級者用のランニングシューズは底が薄いので、初心者は避けた方が無難です。服装も動きやすく、着脱しやすいものにしてください。

豊かな自然を感じながら脳を活性化させる

ウォーキングという有酸素運動をすることで脳血流が増加し、脳に新鮮な酸素が取り入れられます。これにより脳の動きが活発になって集中力や記憶力、さらには理解力も高まってきます。

歩くコースに少し変化を加えることで、視覚的な面から脳に刺激を与えることができ、それが脳の活性化につながるとも言われています。
自宅付近でウォーキングコースを設定するときは、色々なコースを設定できるウォーキングスポットを探すのも良いでしょう。

ただ、初心者にとって、すぐにウォーキングを習慣づけるのは難しいこと。最初は週3回程度20~30分を目安に始めましょう。通勤や買い物で歩く時間を含めてもかまいません。まずは歩くことに慣れ、徐々に時間を増やしてください。

更に歩き方を意識する必要があります。例えば、坂道や階段を歩くとき、上りは前傾姿勢になるため、どうしても視線が落ち、背中が曲がってしまいます。このとき足元に気をつけなからも、視線を上げておくと胸がしっかり開いて呼吸がしやすくなります。
また、膝がつま先と同じ方向を向くように歩かないと膝に余分なストレスがかかり膝痛の原因になります。
下るときはすべらないように気を付けるとともに、歩幅を狭くし、あまり足音が立たないように心がけることが大事です。

今、冬季オリンピックが真っ盛り。オリンピックを見ながら「自分も何か運動を」と考えている方も多いでしょう。
いきなりランニングやスポーツではなく、まずはウォーキングから始められたら如何でしょうか?

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この記事を書いたコラムニスト

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