介護業界 嚙み砕き知識・ニュース

夜勤や残業をすると太るのか?

介護職員の中で、「夜勤をすると太る」という声をよく耳にします。
一般企業の事務職の方でも、「残業をすると太る」とよく言われます。
一日、机の前で事務をしている事務職の方は、残業が増えると、アフター5に活動できなくなり基礎代謝が減ることや夜遅く食事を摂ること、ストレスで過食になることがその原因と言われています。

では介護職員の方は「夜勤をすると太るのか?」。
色々な介護職員の声を聞いていると「太る」という方の割合が多いのは確かです。
「太る」という言葉だけをとらえれば、「介護職員は太る」というのが正解。
程度の差はあれダイエットを気にしている介護職員の方が多いのは事実では。

原因は「不規則な生活」であることと、「ストレスを感じやすい業務」であるという点。
介護職員の太るのは以下の3点に理由があります。
・夜勤などによるホルモンバランスの崩れ
・日中の時間帯の不規則な勤務
・ストレス過多
ここに「夜勤」というキーワードも入ってきましたね。

夜勤を伴う介護職員の場合は生活が不規則になります。
2交代か3交代かの違いもありますが、夜勤をするという事は昼間に寝て夜仕事をするので、ホルモンバランスが崩れやすく、夜勤明けの日は昼間から寝ることも多々あります。
そしてこの生活サイクルは、昼間に寝ているので運動不足に陥りやすい側面もあり、容易に太りやすい環境に身を置くことになります。

どうすれば太らないのか?

不規則な生活で痩せないと悩む介護職の方。下記に当てはまる項目はありませんか?
・夜勤中にお菓子をつまむことがある
・ちょこちょこ間食している
・1日の食事量を把握していない
・食べ貯めをすることがある
・食事の時間がバラバラになっている

ストレスの多い業務ですから、間食は中々やめられないもの。
夜勤に太らない体を作るためにも、次の事に注意してみてください。

夜勤前にコンビニで食事を買う方が多いのが介護の世界。

どこにでもあって、いつでも空いている。コンビニは介護職の強い味方です。
太らないためには、炭水化物、ビタミン、ミネラル、たんぱく質のバランスの取れた組み合わせが理想的。
夜勤前にコンビニで買ってしまうのは、パンやおにぎりが中心になりますね。
そういう場合に「ちょいたし」をしましょう。

例えば、野菜スティックをいっしょに食べてみては如何でしょうか?
ビタミンやミネラルを摂ることが出来ます。
サラダチキンやゆで卵をプラスすることでタンパク質が取れますね。
さらに食べ方の順。
汁もの⇒野菜系⇒タンパク質⇒炭水化物の順で食べてみましょう。

次に気を付けるのはカロリー管理。
これは介護職員にとっては朝飯前ですね。
一般的に介護業務で使うカロリーを掲載しておきます。
・日勤8時間で約750kcal
・入浴介助で約700kcal
・夜勤業務では約1800kcal
が一般的な数字。

これらの値を頭において、食べる量を調整してみましょう。
太るからと言って、ダイエットで「食事を摂らない」ということになると生産性も落ちてしまいます。
夜勤でも元気にうごけるパワーと、しっかり食べても太りにくい方法を身につけましょう。
 

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