節税・年金・資産運用

ふるさと納税

ふるさと納税制度が誕生してから、しばらく経ちますが、皆様いかがしておられますでしょうか?
よく分からないからしていない、何がお得か分からないといった方、今更人に聞くのも憚られるという方は必見です。
 

ふるさと納税とは何でしょうか?

ふるさと納税とは文字通り納税です。そして、ふるさと納税する事によって各地の特産品がもらえます。納税に特産品のおまけが付いてくるというイメージでしょうか。
 

特産品をもらっても、いらない税金払って損するんじゃないの?

いいえ、ふるさと納税の金額は、ふるさと納税をされた方の所得税と住民税から控除されます。
具体的には、H30年にしたふるさと納税の金額は、確定申告をすることによって、寄付金控除(所得控除)がされ所得税が減額されます。加えて、H31年の住民税から残った金額が控除されます。
簡単に言ってしまえば、本来払うべき税金を一年前払いして、特産品をもらおうという事です。
 

たくさんふるさと納税すれば、来年払う税金が無くなって、特産品もたくさんもらえてお得なんじゃないの?

いいえ、ふるさと納税には控除限度額というものがあります。この控除限度額を超えて、ふるさと納税をしてしまうと、超えた金額分は住民税から控除されませんので、損をします。

ふるさと納税の限度額って?

ふるさと納税の限度額は、ふるさと納税をする年の所得によって決まります。
つまり、みなさんそれぞれ控除限度額が違うということです。では、控除限度額をどうやって求めればいいのかという事ですが、「ふるさと納税額の限度額=住民税所得割額×20÷(100%-10%-所得税率×102.1%)+2000円」の式で求められます。又、ふるさと納税ポータルサイトには、詳細シミュレーションや、ふるさと納税限度額早見表が掲載されております。ふるさと納税限度額早見表では、限度額の目安を手っ取り早く知ることができます。ただ、この早見表はあくまで目安なので、正確に計算したい方は、上記計算式又は詳細シミュレーションにより正確な限度額を求めることができます。

計算式の、住民税所得割や所得税率は、税金の計算過程からお話しなければならず、長くなりますので今回は割愛させて頂きます。

どうやってふるさと納税すればいいの?

ふるさと納税のサイトから、ふるさと納税したい自治体を選んで頂き、現金でのお支払い又はクレジットカードでお支払いいただきます。後日ふるさと納税した自治体から寄付金控除証明書というものが届きます。確定申告の時に必要になりますので、大事に保管しておいてください。そこから数日後に、ふるさと納税をした自治体から特産品が送られてきます。
 

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