介護施設での暮らし

高齢者の食事

身近な食のアドバイザー

はじめまして、株式会社ヘルシーオフィスフーの管理栄養士、徳田と申します。

管理栄養士とは、文字通り「栄養を管理する」という役割を担っていますが、私はこの仕事を通して、人が健やかに暮らすために欠かすことができない食を栄養面だけでなくその方の健康状態や嗜好、生活環境に合わせ、よりよくするための身近な食のアドバイザー的な存在になりたいと考えております。

高齢者にとって食事の大切さとは?

高齢者にとって食事は、生きがい・日々の楽しみ・生命維持に重要な役割を担っています。
しかし、年齢とともに食べる機能が衰え、通常、私たちが当たり前のようにとっている食事は、食欲がない、うまく飲み込めないなど身体的変化をともなう高齢者の方々にとって食べることが負担となることが多々あります。

食べやすく、しかし時にはやさしいだけではなく高齢者自らがからだの機能を維持できるような食事、また食に対する意欲を失うことなく自らで噛むこと、飲み込むこと、味わうことのできる機能を持ち続けるための食事の工夫を重ね、介護予防のための食事に取り組む必要があります。

食べることは命をつなぐこと。適切な栄養管理で高齢者の皆様が健やかな毎日を過ごすお手伝いができればと思います。

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この記事を書いたコラムニスト

德田 泰子 (トクダ ヤスコ)

管理栄養士・ヘルシーフードプランナー

株式会社ヘルシーオフィスフー 代表取締役
管理栄養士・ヘルシーフードプランナー
病院勤務の後、管理栄養士として独立。
病院、福祉施設の栄養サポートをはじめ、利用者目線に立ったメニュー提案、商品開発などを行う。
ヘルシーメニューとシニアに向けた食事を得意とし、食事を高齢者施設の差別化と顧客満足度を上げるための取り組みを行っている。
高齢者、食事介助が必要な方も一緒に食べれる「高齢者おやつ」づくりを提案、支援している。

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