介護業界 嚙み砕き知識・ニュース

介護への就職・転職活動は施設見学を行うべき!確認すべきポイントを解説します

こんにちは、特別養護老人ホームの介護福祉士【しまぞー】です。

今回は、これから介護へ就職・転職をしようとしている方、特に施設系を検討されている方に向けて、施設見学をおすすめしたいと考え記事を書きました。

・職場見学をすべき理由
読者のみなさんの中で、せっかく介護に興味を持って頂いた方が現れても、職場環境は良し悪しがさまざまです。
実際に働こうとする職場の環境、利用者、職員をみて判断材料にすれば、自分の希望とのミスマッチを避けることが出来るでしょう。

読者のみなさんが良い職場に巡り合えるよう、施設見学の際、どこに注目すべきか?について、4カ所の施設経験がある私がポイントを紹介していきます。

施設見学をする際の注意点と確認すべき事項

もともと施設見学が約束されているわけではないので、施設見学を希望される際は、必ず前もって施設の担当者に連絡しましょう。

・見学の際の服装は、基本スーツ。
・面接当日に見学を行うのか?それとも、別日で見学を行うのか?について、面接を行う前に確認する。
・見学の際は当然、相手施設からあなた自身も観られて採用の可否の判断材料のひとつとされている。

身だしなみはもちろんのこと、言葉遣いや清潔さ等、所作を見学先の職員にも観られていることを忘れずに。

それでは、施設見学でどこに注目すべきか紹介します。

①:フロアー、廊下の床ゴミの有無
特別養護老人ホームは、入居者の”終の住処”と言われています。
生活の場で、そこいら中ゴミが落ちていたら、正直労働環境も不安になります。

②:トイレ内の清潔さ
トイレも要注意で、履き替えた使用済みのオムツやパットが脱がされたまま置きっぱなしにされていないか、汚れていないか、確認です。

③:カウンター水回りの整理整頓
フロアーには、必ず皿やコップを洗うシンクや、利用者が歯磨きや整容をする洗面台があります。
利用者の歯ブラシや歯磨き粉、入れ歯洗浄剤などが放置されていないか確認して下さい。

④:テーブル、椅子が整理されているか
利用者が危険なく歩行できるように動線が確保されているかを確認。
また、テーブルの上が汚れていないか?しっかりと拭かれて清潔であるかを確認です。

⑤:フロアーに介護職員が一人は必ず見守りしているか?
フロアー内に見守りをしている人員がいるかを確認することで、その施設で人員が不足していないかを確認できます。
見守りがいない場合は、不足している疑念が出てしまいます。

⑥:職員同士の会話や雰囲気
職員同士の会話に対する判断は難しいと思いますが、笑顔がある会話でも、職場の雰囲気、人間関係の良し悪しがあります。
ただ、職員同士で利用者をないがしろにして会話していたり、長時間の職員同士の会話は注意が必要でしょう。
また、職員の言葉遣いにも注意してください。

⑦:職員の服装、身だしなみ
介護職員は、入社時に施設からユニフォームを上下2・3セット支給されます。

・職員の服装を見て汚れていないか?
・身だしなみはしっかりしているか?
・数日間同じユニフォームを着たままのような汚れた服装ではないか?

確認して下さい。

今日は以上です。読んで頂き有難うございました。

掲載PR一覧

  • 老人ホーム入居相談窓口