高齢者に多い悩み

防犯を意識したガラス選びをしていますか?

不審者の主な侵入経路は

一人暮らしや高齢者夫婦だけのシニア世帯にとって、「防犯」はとても大切であることは皆様もご理解頂いていることでしょう。
そんなシニアのために、関電SOSは今後、当コラムサイトを通じて、様々な防犯に関する豆知識を提供してまいります。
 
シニアにとって、最も怖いのは、侵入してきた不審者とのはち合わせ。
開き直った不審者と揉み合いになり、大きな怪我をしてしまう。
最も避けたいことですよね。
 
空き巣・忍び込みなどの侵入経路は主に「窓」です。
「いつも窓には鍵をかけているから。」
といって安心してはいけません。ドライバー一本で窓を破られ侵入を許してしまいます。
 
防犯を意識したガラス選び、そして工夫とは何なのかご紹介いたします。

どうやってガラスを破るのか

侵入者はどのようにし窓ガラスを破るのか?
その手口で最も多いのが「ドライバー」です。
 
マイナスドライバーを窓の枠とガラスの間に入れてヒビを入れる手口が一般的です。3箇所ほどヒビを入れると簡単にガラスに穴が開き、解錠されてしまいます。
 
侵入者はその他にも、アイスピックやガスバーナー等色々な道具を使って窓を破ろうと考えています。
 
ではガラスにどのような対策をとれば良いのでしょうか?
最も効果的なのは「防犯ガラス」に換えること。
「防犯ガラス」とは、2枚以上のガラスの間に特殊なフィルムを挟んだガラスです。
耐貫通性能が高く、並大抵の打撃では穴を開けることが困難です。
ちなみに、ペアガラスとなりますので、断熱性にも優れ、省エネ効果が高いメリットもあります。
 
この防犯ガラスによって容易に侵入することが難しくなります。
警察が泥棒さんに聞いた話によると、5分間で侵入できない場合は、半数が諦め、10分間かかると8割の泥棒さんが諦めるそう。
 
そういう意味では「防犯ガラス」の効果は高そうです。

でも予算の問題が

全てのガラスを防犯ガラスに換えるのが効果が高そうなのですが、やはり予算面も気になりますよね。
ちなみに一般的な引き違いの腰高窓を防犯ガラスに替えると1枚15万円程度かかる場合もあるようです。
全てのガラスを防犯ガラスに換える・・・。
ものすごくお金がかかるように思いますよね。
 
そういう方は、まず「侵入者が狙う窓」を防犯ガラスに換えてみてはいかがでしょうか。
侵入者が狙う窓は、死角になっている窓。そういう窓の心当たりは無いですか?
 
 その他にも、一般的な窓に「防犯フィルム」を貼ることも効果的です。
防犯フィルムを窓ガラスに貼り付けると高い防犯性能を得ることができます。
窓のサムターン付近に30㎝角の防犯フィルムを貼り付けることにより、窓からの侵入を難しくすることも可能です。
 
防犯フィルムだと数千円程度でホームセンター等にも販売されています。
なお、防犯フィルムは施工時の十分な水抜き等が実施されなければ、防犯性能が発揮されない場合もあります。
専門業者(リフォームショップ等)に依頼して適切に施工してもらうのことがお勧めです。
 

一度無料防犯診断を

関電SOSからシニアのみなさんに向けて一言。
鍵の閉め忘れといった無閉まり防止がまず基本。小まめに戸締りをするとともに、お手洗い、お風呂場の窓は外出時は必ず締めましょう。
それに加えて死角の窓は防犯ガラスに換えることを一考いただければ。
長年、泥棒が入らなかったからと言って、安心は禁物です。
ご心配の方は、関電SOSが実施する「無料防犯診断」を受けて見られてはいかがでしょうか?

この記事へのコメント

下記入力欄より、この記事へのご意見・ご感想をお寄せください。
皆さまから頂いたコメント・フィードバックは今後の内容充実のために活用させていただきます。
※ご返答を約束するものではございません。

この記事を書いたコラムニスト

関電SOS (かんでんエスオーエス)

関電SOS

ホームセキュリティー

関電SOSは、関西電力および、東洋テックとの連携により生まれたホームセキュリティ会社。関西電力と警備会社相互のノウハウを活かした強固なセーフティネットワークで、24時間365日、関西のみなさまに安心の暮らしをお届けいたします。

掲載PR一覧

  • 老人ホーム入居相談窓口