介護施設での暮らし

Mケア介助について

Mケアってなんだかわかりますか?

Mケア介助とは何をする介助か皆さんはご存知でしょうか?


これは、モーニングケア介助(起床介助)と言います。今回から、私の経験上での介助内容について簡単にご紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いします。

Mケア介助とは?

Mケア介助とは文字通り、起床介助の事ですので、朝の排泄や、整容、口腔ケア、パジャマから私服への更衣、体温測定、体調の確認、ベットからの起き上がりの手伝いや、端座位(椅子やベットの端に、足を下ろして座った姿勢)の確保、車いすへの移乗などが当てはまります。

訪問介護サービスでMケアを利用される方々は、1訪問「20分未満の身体介護」で訪問してもらっている方が多いように感じます。有料老人ホームであれば、起床後、食堂に集まり朝食を食べられる場合が多いのではないのでしょうか?
そうなると、ご自身で起床後準備をして、食堂に集まって下さる方は良いのですが、朝の準備が出来ない方については、訪問介護でMケア介助が必要となる可能性があります。
実際私が働いていた有料老人ホームでは、9時から入浴、掃除などの訪問サービスが始まっていましたので、それまでに、Mケアをして食堂へ集まって頂き、食後居室までお送りする朝の時間が、1日で1番忙しい時間であった気がします。

起床介助の大切さ

起床介助は1日の始まりの準備であり、その日の体調を確認するのに適したタイミングだと思います。その中で、いつもと違った小さな変化などが発見できると病気などの早期発見に繋がる事もあるので小さな変化にも気が付けるかどうかについても、介護職員の方だけでなく、ご自宅でご両親を介護されている方々も少し注意してご確認してみてください。

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