医療と薬について

薬局を活用しよう! その2薬局薬剤師の仕事・役割

(株)J.みらいメディカル「きららみらい薬局グループ」の未来きららです。
新年のご挨拶には遅くなりましたが今年もよろしくお願いいたします。
前回は1回目として、薬局全体の役割のお話をさせていただきました。
今回は、薬局薬剤師ってどんな仕事なのか、そしてどんな役割を担っているかをお話ししたいと思います。

薬剤師の役割

このコラムを読んでいらっしゃる皆さんのうちのほとんどの方は、お薬を飲んだ経験があると思いますが、お薬には大きくは2つの種類があるのをご存知ですか。
病医院のお医者さんから処方箋をもらって薬局で調剤してもらうお薬「医療用医薬品」と、処方箋なしで買えるお薬「一般用医薬品(OTC薬)」です。
 
さて、皆さんの中にご自宅でお薬が余っている方はおられませんか?
OTC薬なら箱に使用期限、有効期限などが入っていますので安心ですね。
しかし、医療用医薬品で処方されたお薬は、飲み忘れたりして残っているけど有効期限が過ぎてしまっているかわからない、まとめて飲んでもいいのか、処分したほうがいいのかなど困ったりしませんか?
 
私も実は飲み忘れなどでお薬が余っていることがあります。
そんな時、どうしたらいいでしょうか?
 
そんな時は、ぜひ薬局へ相談してみてください。
薬局薬剤師が有効期限などを調べて、まだ飲める薬剤なら処方された医師と相談して、次の処方箋で調整してくれたりしますよ。
飲み忘れで治療に影響がでていないかなどを確認してくれます。
 
 また、複数の病医院でお薬を処方してもらって、たくさんの種類を飲んでも大丈夫だろうか、あるいは飲みにくいからつぶして飲んでもいいか、などお薬のことで困ったことがあれば、なんでも薬局に相談してみてください。
 

薬剤師の法的な使命

このように薬剤師は、薬学の専門家として薬の安全性に責任を負っているのです。

法律的には、薬剤師法の第1条に「薬剤師は、調剤、医薬品の供給その他薬事衛生をつかさどることによって、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。」とあります。
街の身近なお薬の専門家として薬局・薬剤師をご活用ください。
 
次回(第3回)は、きららみらい薬局に勤務する管理栄養士の仕事・役割をお話しさせていただく予定です。

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この記事を書いたコラムニスト

未来 きらら (ミライ キララ)

(株)J.みらいメディカル

(株)J.みらいメディカル「きららみらい薬局グループ」の未来きららと申します。地域に根差した薬局として、地域で貢献すべく日々努力しております。コラムでは、薬局での薬剤師や管理栄養士の役割や仕事内容をわかりやすくシリーズで紹介します。皆様のお役に立てれば幸いです。

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