福祉用具について

足のバランス改革。歩きやすくなる、転倒しにくくなる「ふんばるマジック」の魅力

足の悩みは万病のもと!!

歩くことって大事ですよね。
歩くことを負担に思わず、いつまでも元気に歩く。いつまでも元気に働く。
歩くことは、食べることと同じように、生活にとってとても重要なこと。
でも外反母趾、偏平足といった足の問題。
加齢に伴う、足の筋力が落ちることによるADL*の低下。
足の問題って放っておくと、腰痛やひざ痛、場合により転倒による大怪我にもつながってしまいますよね。
それらの悩みを解消するための研究開発に人生をかけて取り組んでいる事業者さまがいらっしゃいます。
Alte27健康株式会社(アルテ27)代表取締役の綱社長がその方です。

*ADL・・・ADL(Activities of Daily Living)、とは、食事・更衣・移動・排泄・整容・入浴など、生活を営む上で不可欠な基本的行動のことをいいます。
 

そもそもは母親のために

転倒予防指導士でもある綱社長にお話をお伺いすると、元々は「母親が変形性膝関節症でヒザが腫れて痛くなり、歩くのが辛そうだったので何とかしよう。」ということで開発を始めたそう。

やはり自身の母親のために開発をするのはモチベーションが上がりますよね。
そこからは試行錯誤の連続。
試作品を母親が履いたとたん、猫背が伸びたことで、母自身もビックリ。
バランス良く歩いている姿を見て、成功を実感されたそうです。

これまでの努力が実り、「大阪市トップランナープロジェクト」にも選出されています。
足の悩みのある方に使っていただき、腰痛やひざ痛を改善してもらおう。
そうすれば、医療費の削減にも繋がり、我が国の課題解消に一役買えるのでは!!
そんな大きな夢をもって、商品開発に取り組んでいらっしゃいます。
 

足の悩み、見事に解決!!

外反母趾や偏平足といった足の問題。
加齢に伴う、足の筋力低下。

これら足に起因する腰痛やひざ痛に悩んでおられる方は多数いらっしゃいますよね。
綱社長はそれらの悩みを解決するために、足の改善用具として「ふんばるマジック」を開発されました。

この製品を使うことで、足の縦のアーチ中央付近が適切に上がり、足の指をバランスよく使えるようになります。
足を正しく機能させることで体のブレが少なくなり、バランスの取れた姿勢を保つことができるようになるようです。

「正常に機能する足」。
足の指が正しく機能するように骨格の角度や足圧感覚にアプローチし、踏張りやすい状態にする。
これが「ふんばるマジック」のメカニズムだそうです。

性能の可視化・数値化のための、整形外科医との共同研究や大学教授との実証実験。
介護職員、看護職員等、実際に使用していただいた顧客からの情報収集。
これらの活動を地道に行い、改善を重ね、実効性を確認していっておられます。

著効例.pdf ( 257 KB )

商品ラインアップは

商品ラインナップは、
外出用・仕事用の「中敷きタイプ」
室内での転倒予防用の「サポータータイプ」
ふんばるマジック内蔵型(インデューサー内蔵型)の「靴タイプ」
和装用にふんばるマジック内蔵型の「足袋タイプ」
と多彩。
これまでの医療・介護職、理美容院、現場作業用、百貨店、キヤビンアテンダント等の立ち仕事に加え、
「スポーツ等にも活用できます」と綱社長。
色々な業界関係者が、その可能性を求めて同社に訪れるようです。

「でも、やはり開発の原点に立ち返って」と高齢者の寝たきりの原因となる「転倒予防」への活用を最も望まれる綱社長です。
 

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この記事を書いたコラムニスト

荒牧誠也 (アラマキセイヤ)

コラムサイト介護の三ツ星コンシェルジュ編集長

株式会社ベイシス 取締役シニア事業部長
1964年 大阪府大阪市生まれ
1988年 関西電力㈱入社。介護事業子会社 ㈱かんでんジョイライフや医療関係子会社 ㈱かんでん在宅医療サービスの設立や運営に従事。関西電力グループのメデイカル・ヘルスケア事業の企画業務や㈱京阪ライフサポートのM&Aに従事後退職。
2017年 関西電力㈱を退社。㈱ベイシスの取締役シニア事業部長に就任。

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